陽菜
あっちゃんと麻里子がずっと悩んでいたのは知ってたから
陽菜は驚かなかったけど何も知らなかった優ちゃんは
ポカンと口を開けてわけがわかんない、ていった仕草をしたから
頭をやさしく撫でてあげた
あっちゃんの言葉に感極まって抱きつこうとしたから
腕を引っ張り陽菜の胸に収める
だって、陽菜の旦那さん?
なのに目の前で浮気はダメでしょう
うーんでも殆ど陽菜が攻めるほうだからやっぱ奥さんかな?
優陽も産んでくれたことだし(бвб)
コンサートの打ち合わせを2時間ほどして
場所を麻里ちゃん達のマンションに変え
これからのことを話し合った
アメリカで優ちゃんが通っていた病院を紹介してあげたり
安全で安いアパートとかおいしいお店とか
安いスーパーとか教えてあげたりいろいろ話し込んでると
あっという間に時間が過ぎちゃって
家に着いたのは日付が変わってからだった
「ご飯家で食べるって言ってたのにママさん達に悪いことしちゃったね(汗) 」
「お店でメールしといたから大丈夫だよ
優ちゃんは気にしすぎ(бвб) 」
「でも、やっぱりさ・・・」
「みんな家族なんだから気を遣いすぎてたら一緒に住めないよ」
「そうだけど・・・うん、そうだね家族だもんね(-∀-`) 」
「そういう事(бвб) 怒られるときは二人だよ 」
「やっぱり怒られるんだね(汗) 」
優陽はパパとママの部屋で寝てるみたいで
寝室にはいなかった
二人でお風呂に入り久しぶりに愛し合った
「ハァハァ・・陽菜激しすぎ(汗) 」
「ふう・・・だって久しぶりだから止まんなかったんだもん
優ちゃんが声我慢してるのも萌えちゃったし 」
「声出したら聞こえそうだから(汗)」
「そろそろ優陽を自分の部屋で寝させようか
そしたら好きな時に好きなだけ抱けるし(бвб) 」
「好きなだけって(汗)えーと家が新しくなってからでも
いいんじゃないかな?
優陽ああ見えて怖がりだからさ」
「ほんと、誰に似たんだか(бвб) 」
「うぐっ・・・さぁだれかなぁー(汗) 」
「うふふ、優ちゃん高校生なのに陽菜に抱き付いて
寝てたもんね、あっ!今でもか(笑)」
「そっそれは・・・あのころは・・・
今は陽菜が好きだから抱きしめて寝てるの!」
「はいはい(бвб) 」
「あー流してる 」
「じゃー明日から別々で寝る?」
「やだ!」
「ほら(笑)」
「ううぅぅ・・・だってアメリカで一人は寂しかったんだから
夜は怖くて電気つけて寝たら朝消すの忘れてそのまま家を出て
一日中点いてたことが何度もあるもん」
「・・・・・・だから電気代高かったんだ(怒) 」
「あうっ・・・ごめんなさい(汗) 」
「もう、陽菜がいなくなったらどうするの(怒) 」
「えっ?どこかへ行くの?
それともどこか悪い?どっか痛い?(汗) 」
ガバッと起き上がり眉毛をこれでもかっていうくらい下げて
見下ろしてくる優ちゃんの頬に手を当てて
「例えばの話だよ、陽菜はどこにも行かないし
どこも悪くないよ、死ぬまで優ちゃんのそばにいるから(бвб) 」
「ツ・・・・にゃんにゃん・・」
そのまま頭を引き寄せ抱きしめると
いきなり胸を咥えられ吸われる
「ちょっ、優子?」
「今度は私がしてあげる(-∀-`) 」
そう言うと覆いかぶさってきて唇をふさがれた
何か月ぶりかに優子に抱かれて・・・
久しぶりの感覚に不覚にも意識を飛ばしちゃって
「・・・ゃん・・・にゃんにゃん」
「ん・・・ゆう・・・こ?」
「大丈夫 ?」
「んっ、大丈夫・・・優ちゃん上手くなってない?
まさかアメリカで・・・」
「そんなわけないじゃん、私は陽菜しか抱いた事ないし
抱かれたこともないもん」
むぅ・・・怪しいけど浮気したらすぐわかるからしてないか(笑)
「危なかったことはあるけど・・・」
小さな声でポツリとつぶやく優子
「・・・・はい?今なんて言ったのそれ誰?男?女?」
「えーと・・・冗談だとは思うんだけど
ほら、向こうの人って背が高いでしょ
みんなプリティーて言ってハグしてきててキスされて・・・
でも向こうは両方とも挨拶だし・・ね!」
「ね!じゃなーい(怒) もしかして胸触られたりしたんじゃないの」
「あー・・・背が低い割に胸大きいねて言われて
触られたことはあるかなアハッ(´-∀-)」
「・・・・・・むかつくから今日は寝かせない(怒)」
「ちょっと陽菜ぁ(汗) 」
結局眠りについたのは外が明るくなってからだった