優子
ちょっと待ったの声に会場だけでなくメンバーもざわつきだす
その中から一歩前に出るあっちゃん
「私、前田敦子は・・・・芸能活動を休業します」
(ええぇぇ!!)
「アメリカへ渡り・・・」
手を差し伸べ麻里ちゃんの手を取り
「麻里子と結婚をして子供を作ります」
一段と騒がしくなる会場と舞台上
「私達にはずっと見続けてきた背中がありました
世間から冷たくされ誹謗中傷を浴びせられていても
いつも笑顔で自分たちの信じた道を歩いていく二人
凄く広くて大きな道標を私達に残してくれました」
「なんか死んじゃったみたいだね(бвб)」
「しっ!」
「そんな二人を見ていたら私達にも出来るんじゃないかなって、
幸せになってもいいのかなって、ううん、もっと幸せになりたいって
思うようになってきて・・・悩んでた時に背中をポンと押してくれました」
「優子!陽菜!」
「私達に勇気と希望をくれてありがとう
未来への扉を開いてくれてありがとう!」
「うひょーなんか照れるよね陽菜(-∀-`) 」
「こら(怒) 」
「アハッ(-∀-`)おこられちった(笑) 」
「いつまでも変わる事のないこの二人を見ていたら
自分達の選んだ道は間違ってないんだって思います」
「だ・か・ら、まだ悩んでるあなたたち!勇気をもって! 」
「だってよ、ほら、佐江・たかみな(-∀-`) 」
二人を引っ張り出してお尻をバシンと叩く
「り・・・柏木由紀さん佐江と結婚してください 」
目を大きく見開いてオーバーアクションで驚くゆきりん
いくつになっても変わんないね(笑)
その目からは涙が零れ落ちてきていて・・・
「ゆきりんは嫌だってさ(-∀-`) 」
「ち、ちちちがいます言ってません(汗)」
「じゃー返事わ?」
「よ、よろしくお願いします(汗) 」
りんちゃーんていいながら抱きしめてキスしてる二人はほっておいて・・・
まだ躊躇してるたかみなの耳元で
「曲に行っちゃってもいいの?」
「わ、わかった・・・峯岸みなみさん!」
(おおぉぉー!!)
「苗字が一緒になったらどっちに来た手紙かわかんなくなるし
道で声かけられてもどっちの事かわかんなくなるかもしれないけど
それでもよかったら結婚してください!」
「・・・・・・」
「たかみなはやっぱりバカみなだったね(бвб)」
「なんでや、マジ困るやん 」
「たかみな、みーちゃんでわかるっしょ」
「・・・・そうやった・・・(汗) 」
「バカみなには私がついてないとだめだね(笑) 」
「みーじゃーん(泣) 」
「お後がよろしいようで・・・ではやっと最後の曲へ・・・(бвб)」
「ちょっと待ったー(-∀-`) 」
「むぅ・・・まだなんかあるの(怒)」
まだまだ終わらせないよ
優子
さっしーをアンコールから入れるのは初めから決めてたから
こっちに来やすい席で見せてたんだよ(-∀-`)
さあ、アンコールだ!
「あっちゃん(-∀-`) 」
「うん」
「なにー、二人だけ意味深なんだけど・・・
浮気してないよね(бвб)」
「なっ、なんだと(汗) 敦子は篠田のだからね(怒) 」
「わかってるよ、大島さんはにゃんにゃんのだもんねぇ(´-∀-)」
「当たり前だし(бвб)」
(20秒前)
「みんな燃え尽きようぜ! 」
「オォー!! 」
何年振りだろう・・・悔しくて裏で泣いた、決して忘れられないあっちゃんの曲
フライングゲット
そして私を頂点へと押し上げてくれた最愛の曲
ヘビーローテーション
「アンコールありがとうございました!」
「私たちの思い入れが一番大きい曲
フライングゲットとヘビーローテーションを
聞いていただきましたがいかがでしたか?」
「いやー盛り上がるよねこの曲♪ 」
「不動のセンターと絶対的エース二人の曲なんだから
盛り上がるのは当たり前だし、たかみなバカなの?」
「バカって言うなやー(汗) パルも変わらんで」
「陽菜は英語少しだけだけど話せるもんね(бвб)」
「何年も住んでたのに少しだけなん?」
「だって家の中は日本語だし、仕事は日本だったもん 」
「こら、うちの小嶋さんをいじめるなテカみな(怒) 」
「もう、テカってないわ何歳やとおもってんねん」
「お互い年取ったよな戦友」
「なあ、そろそろ親友にしてくれてももいいんちゃう? 」
「うーん・・・どうしようか、優陽どう思う」
会場を見ると大きく手をクロスにして
「親友はあっちゃん 」
「アハハハ、だ、そうなので優陽に好かれるまで戦友と言う事で(笑) 」
「ひどいわ小さいころ遊んだのにー(泣) 」
「たかみな卒業して何年?」
「三年目になるかなー」
「まさかたかみなが卒業するとは思ってなかったからさ
アメリカで聞いた時爆笑しちゃってさー(-∀-`) 」
「なんで爆笑やねん高橋だって卒業するわ(怒) 」
「うそだよ、優ちゃん鼻水垂らして号泣してたもん
たかみなお疲れー(泣) てね(笑)」
「うわっ、そんなこと言わなくていいから(汗) 」
「そっかそっか優子もなんだかんだ言って
高橋の事好きなんだな
」
「違うよ、やめたら戦友じゃなくなるからただの友達?
になってせいせいしたよーて感じでうれし泣き 」
「ゆっぴー相変わらずたかみなには厳しいね(*`ω´)」
「だってさ総合プロデューサーになるもんだとばかり
思ってたからさーいつまでも戦友だーて思ってたのに」
「そんな恐れ多いものにならんわ」
「小っちゃいから無理か(笑) 」
「小っちゃい言うなや、優子も小っちゃいやろ(怒) 」
「大島さんはこの身長がちょうどいいんだよ
ほらこうしたらちょうどいい所にマシュマロなパイオツが(-∀-`) 」
「キャッ(汗) 」
「変態なだけやん」
「褒めてくれてありがとう(-∀-`) 」
「褒めてへんわー(怒) 」
「ねえ、ちびーずコントはもういい?(бвб)」
「はい、小嶋さんにお返しします」
「では、本当に最後の曲になってしましました
みなさんとさよならするのは辛いけど
曲に行っちゃいます(бвб)では
「ちょっと待ったー! 」
陽菜
ベットに入るとすぐ意識がなくなり
二人が戻ってきたのも気づかず
目が覚めたとき外は明るくなっていた
・・・・?これって・・・どういう事(бвб)
なんか重いと思ったら
両肩にW優子の頭がのっていて
両サイドから抱き付かれ何故だか
陽菜の二つの胸は大きい手と小さい手に
わしづかみにされてるという・・・
それもシャツが半分まで捲れ上がっていて・・・
どう考えてもやばいでしょ(汗)
ありえないんだけど
おこさないように手をどけようとしたその瞬間
ガチャッ!
「ニャロ朝ごは・・・・・」
こっちを見て一瞬固まった麻里ちゃんは
すぐさまスマホを構えあっという間に写真を撮り終える
という神業に陽菜はなすすべもなく・・・
W優子を無理やり引きはがしスマホを奪いに行くも
遅かりしで・・・・
陽菜と優子の携帯が振るえ、メールが受信されていた・・
転がってもすやすや眠る優ちゃん
うーん・・・と伸びをして目をこすりながら携帯を見る目が
瞬く間にくりくりになりキラキラさせて
「麻里ちゃんありがとう 」
と喜ぶ優子・・・
はあ・・・麻里ちゃんのスマホからは写真を消去しとかなきゃ
みんなで泊る時はアルコールはほどほどに
しておこうと反省した陽菜でした
陽菜
楽しくてついついアルコールが進んじゃって酔っ払いの陽菜
「にゃんにゃんここに座ってて」
横を見るとダウン寸前のたかみなも座ってる
その横でお腹いっぱいで動けないよぅ!て言いながら
座るあっちゃん(笑)
チビ二人はアイスを与えられておとなしく食べてる
他の人はと言うと・・・
食べた後片付けをしてくれていた
麻里ちゃん以外お客さんなのに・・・まっいっか(бвб)
「はーいそれでは今から部屋割りをしまーす(*`ω´) 」
部屋割り?どこでもいいと思うんだけど・・・
「手前の洋室はニャロとゆっぴーと優子
その隣の洋室に佐江ちゃんとゆきりん」
「えぇぇ!!しっ篠田さんムリムリムリ 」
「反論は受け付けません!
和室の布団に篠田とじゅり坊、敦子とたかみなね」
「ちょっ!ちょっ!ちょっ////」
「お風呂は早いもん順ね」
「ハーイ!」
「じゃー解散(*`ω´) 」
ムリムリとまだ抵抗しているかしわげちゃんの腕を取り
引っ張って行く佐江ちゃん
すでに目を閉じ支えられて歩いてるたかみな
「じゅり坊お風呂入ろっか(*`ω´) 」
「うん!」
「にゃんにゃんお風呂どうする?」
「陽菜は明日の朝入る(бвб) 」
「チビ優大島さんと入ろっか(´-∀-)」
「入るぅー(-∀-`) 」
「麻里ちゃん達が上がったら入ろうね(´-∀-)」
「優子一緒に入ってもいいよ(*`ω´) 」
「ダメ!(бвб) 」
「ニャロさんが怖いからやっぱりなかった事に(笑)」
「アハハ温泉にでも行った時にナイスバディを見せてあげる(-∀-`) 」
「やっぱり篠田は見せれないかも・・・ 」
「もう、いいから早く部屋に行こう!」
「そうだね荷物持ってあがるからチビ優と先に上がってて」
「わかった!優ちゃん行こう!」
手を差し出すと走ってきてギュッと握る
うふっ可愛い
手をぶらぶらさせながら階段を上がりドアを開ける
あー・・Wベットだったんだ・・・
ボーとしてると
「なに立ってるの?」
「あっ、別にボーとしてただけ」
中に入ると
「はいコレ鞄ね」
「ん!ありがとう(бвб) 」
優ちゃんの着替えを渡して陽菜の寝間着を出し着替える
「・・・・・ちょっ なんで二人してみてるの」
「だって綺麗なんだもん、なぁチビ優(-∀-`) 」
「うん(´-∀-)」
「もう・・・下でテレビでも見ながら待ってたら?」
「そうしよっか、あっ!にゃんにゃん真ん中ね」
「優ちゃん、陽菜が真ん中でいいの?」
「いいよ(´-∀-)」
「わかった、優ちゃんをお願いね(бвб) 」
「ガッテン承知 」
「バーカ(бвб) ・・・オヤスミ 」
二人の頬にキスをしてベットに潜り込んだ