可愛い恋人 U   98 (最終話)

陽菜

「寝た?」

「うん、昨日凄く楽しかったみたいでずっとしゃべってて
話疲れて寝ちゃったみたい(笑)」

「アハハ寝室へ入ってから30分はたってるもんね」

「えっ?そんなにたってたんだ
あっ、洗い物や片付けありがとね(бвб)」

「お礼はいいよ出来る方がやればいいんだから(´-∀-)」

「ん〜でもありがとうは言い合いたいかなー、
当たり前になっちゃうのなんかヤダ(бвб)」

「そうだね、親しき仲にも礼儀あり?」

「うーん・・・そんなに堅苦しくはならなくていいんだけど・・・」

その後紅茶を飲みながら優ちゃんのアルバムが無いことを話す

「普通は産まれた時の写真
お母さんに抱かれてる写真とかあるはずだよね
もしかして母親の顔を見られたくなくて捨てたとか?」

「でも一人で写ってる写真とか
おじさんと写ってる写真とかあってもいいと思うんだけど」

「そうだね、押入れの奥とかになおしてるんじゃないの?」

「そうかも、だからね今度休みの日にでも見てこようと思うの」

「大島さんも一緒にいこうか?」

「今はまだ二人で出歩くのはやめた方がいいと思う(бвб)」

「そうだね・・・」

「あっちゃんとたかみな誘っていくから気にしないで」

「陽菜」

「ん?」

急に真面目な顔をして陽菜の目の前に立つと

「絶対に幸せにするから
ずっと私のそばにいてください!」

膝をつき小さな箱を目の前に差し出す優子

これって・・・・一瞬何を言ってるのか理解できなくて
ポカンとしていると

眉がだんだん下がってきて情けない顔をして

「だ・め?」


はっ!と我に返り

「ダメじゃない!いる、ずーと一緒にいたい(бвб)」

ソファーから立ち上がり抱き付くと

「アハッよかった(-∀-`)
でも・・・・ごめんねこんなかっこうで・・・
全然ロマンチックじゃないよね 」

「ううん、かっこいいよ優子、大好き」

「私の方がずっと好きだったんだからね(-∀-`) 」

「そういえばいつから陽菜の事好きだったの?」

「えーと私がAKBに入って少したったころかな」

「ん?優子とは同い年だから・・・
バイトでモデルやりだしたころじゃん(бвб)」

「うん、どの雑誌だったか忘れたけど
美容院で見てた雑誌に読モとして載ってた
陽菜に一目ぼれをしてずっと追っかけしてたんだよ 」

「もしかしてストーカーだったの・・・ 」

「ちょ そこまではしてないよ
ただ、載ってる雑誌とか写真集は全部買ってた(-∀-`) 」

「なんか以外 」

「なんでさぁー 」

「ほら優子って女の子好きで体触ったりキスしたりしてるとこ
写真に撮られてるでしょ、メンバー同士でも噂あったし
ふらふらしてるんだと思ってたから・・・ 」

「ひどーい、こう見えて一途なんだからー」

「陽菜だけ?」

「もちろん陽菜しか欲しくない!」

「浮気しない?」

「・・・・・しない」

「何その間 」

「いや・・・どこからが浮気なのかなーなんて 」

「ドラマ以外でキスしたり
ドラマ以外でお尻や胸を触ったりかな(бвб)」

「あう・・・頑張ります 」

人懐っこい優子はすぐにハグとかしちゃうもんね
少しなら大目に見てあげてもいいかな(笑)

少し離れ触れるだけのキスをして持っていた箱をあけ
左手を取ると薬指にリングをさしてくれた

「これいつ?」

「今日事務所に少しだけ寄ってその後買ったから
あまりちゃんと選べなかったけど
結婚指輪は二人で買いに行こうね(´-∀-)」

「ありがとう・・・ 」

「さーてとチビ優の可愛い寝顔を見に行こうかな」

「ふふ、子どもの寝顔って癒されるよね」

「にゃんにゃんの寝顔も癒されるよ(-∀-`) 」

「優子の寝顔も口が半開きで子供みたいで可愛いよ(笑)」

「子供っていうなー(笑)」

「今度優ちゃんと並んで寝てるところ撮ってあげる
凄い似てるんだから 」

「なんか複雑だけど可愛いからいっか(笑)」

優ちゃんを挟み三人で川の字に寝ころぶ

「おやすみ陽菜(-∀-`) 」

「おやすみ優子(бвб)」

優ちゃんの上でキスをして

「おやみ優ちゃん」

「おやすみチビ優」

優ちゃんの頬に両方からキスをして

優ちゃんを挟んで向かい合い両方から抱きしめあうようにして
手をつなぎ少しの間見つめあってから眠りについた



Fin        http://mblg.tv/puna/category/14/?p=20
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長くなりましたがここでUを終了します

チビ優に会える日までしばしお待ちくださいませ

ぷーな


可愛い恋人 U   97

優子

「ただいまー(бвб) 」

「ただいま?」

「おかえりぃー(-∀-`) 」

「あっ!優子ちゃんだ 」

「チビ優お盆ぶり(-∀-`) 」

「おぼん?」

「あっ、わかんないか海で遊んだ時ぶり(笑)」

「うん、今日泊まるの?」

「どうしよっかなぁー 」

「お風呂一緒に入ろ!」

「キャー!チビ優のエッチ(-∀-`) 」

「エッチ??」

「ちょっと優子変な言葉教えないでよ(汗)」

「エッチ!エッチ! 」

「こら、そんな言葉使わないの 」

「へへへ、あのね今日ねハンバーグ作るんだよ 」

「そうなんだ!大島さんも一緒に作りたいなー」

「えーどうしよっかなー(´-∀-)」

「うわっ、やり返されちゃった 」

「優ちゃんは賢いもんね(бвб) 」

「エヘヘ(´-∀-)」

子供って言葉をすぐ吸収するから
うかつに変な事言えないや・・・



「ハンバーグはこうやってペタペタして
中の空気を抜くんだよ」

「わかった!」

真剣な顔をして小さな手でペタペタ捏ねてる
姿がすごく可愛い・・・

はぁ・・・子供って癒されるなー(-∀-`)

「あっ//////」

ポトンと机の上に落ちちゃったハンバーグ・・・


「あぅ・・・ごめんなさい 」

「大丈夫!ほらまだ沢山あるから、ねっ(бвб) 」

「ううぅぅ・・・でも・・・」

「こうやって下についたところだけ取り除けば
上は綺麗だから使えるよ(-∀-`) 」

「ほんとだ!よかったね優ちゃん(бвб) 」

「うん 」

にゃんにゃんに頭を撫でてもらって復活したチビ優は
小さいハンバーグを3つ作った

「これね、にゃんにゃんと優子と優子ちゃんのだよ(´-∀-)」

「えっ、みんなの分も作ってくれたんだ 」

「うん!優子の手作り 」

確かに手作りには違いないか(笑)

「優ちゃんありがとう(бвб) 」

チビ優を抱きしめて頬をスリスリして
最後にはチュってキスしてもらってるチビ優・・・

大島さんだってにゃんにゃんの分作ったのに・・・
ちょっと拗ねてたらチビ優を胸に抱きしめ見えないように
私の尖がった唇にチュってしてくれた陽菜・・・(-∀-`) デヘヘ

「プレート用意したから向こうに運んで焼こう」

プレートに大きいハンバーグ2個と
小さいハンバーグ4個並べて焼き始める

ちなみに小さい一つはチビ優のおかわりように
大島さんが作っておいたやつだからね

あとは陽菜が作ってくれたサラダとスープとライスを並べ
梅酒とジュースで乾杯をした




幼馴染   94

陽菜

弟の佐江が結婚・・・そしてパパになる・・・

なんかドラマの題名みたいだけど(笑)
これって現実なんだよね(汗)

二歳下の佐江でも・・・優ちゃんより7つ上・・・

ベットに腰掛けボーと考えてたら
優ちゃんがいきなり膝の上に乗って来た

陽菜の目をジーと見て

「子供欲しい?」

「はあ?何言ってるの(汗)」

いきなりの質問に動揺する

「だってにゃんにゃんもう23歳だし」

「まだ!23歳なの(怒)」

「うっ・・・そうだね、若い若い、アハハハ」

なにその作り笑い・・・そりゃー中学生から見たら
おばさんに見えるかもしれないけど・・・

「俺はいつでも準備オッケーぜ(-∀-`) 」

「ばーか、中学生が何言ってるの
まだ親に養ってもらってる分際で子供なんて
1300年早い!」

「1300年て(汗)何回生まれ変わればいいんだよ」

「ああぁー・・・計算してみて(бвб) 」

「俺絶対頑張ってさ中学卒業したらJリーグ入るから
そしたら結婚しよう!」

「あのね、男は18歳にならないと結婚できないの!」

「知ってるけどさ・・・
自分で稼いだお金でにゃんにゃんを養ってあげたいから
一緒住もう!」

家が新しくなったら一緒に住んでるのと同じなんだけどね(бвб) 

「フフフ、ありがとうその気持ちだけで十分だから」

「オレ10月生まれだからまだ四年あるぜ」

「今まで待ったんだから後4年ぐらい平気だし(бвб) 」

「にゃんにゃん27歳・・・」

「そうだよねそんなおばさんより若い子がいいか
プロになったら今よりもっとモテるだろうし
可愛い子が選り取り見取りだもんね(бвб) 」

「っ・・・」

「噂によるとサッカー選手や野球選手って
現地妻がいる人多いらしいから陽菜はそのうちの実家妻?(笑)」

「・・・それ本気で言ってんの?」

凄い怖い顔をして陽菜を睨み低い声でそう呟いた

その目を見ていられなくて目をそらすと

頬を両手で挟まれ正面を向かされ

「俺は昔も今も、そしてこれからだって陽菜だけだよ」

「それは・・・近くにいたからで・・・」

「今のクラブチームにだって毎日練習見に来る子とか
プレゼント持ってくる子とか沢山いるんだぞ
告白だってしょっちゅうされるけど
俺は・・俺は・・・くっ・・・」

「優ちゃん・・・・」

「陽菜が好きだから陽菜しか愛せないから全部断って・・・
手作りのお菓子とか物とかも全部謝って受け取ってないし
持ってる物は全部陽菜がくれた物ばかりなのに・・・」

今度は優ちゃんが目をそらし
膝から降りようとするから腰に手を回し
引き留め

「ごめん・・・だってゆうちゃんモテすぎなんだもん
学校でだって篠田君かっこいいとかどうやったら落ちるかとか
毎日聞くから・・・」

「陽菜だってモテるじゃん」

「モテないよ?」

「佐藤とか戸島とかいつもやらしい眼で見てるし
たまに肩とか触りやがって、ムカつく(怒)」

「こら、先生を呼び捨てにしないの」

「だって、俺のにゃんにゃんなのにー」

頬をぷーて膨らませ唇を尖らして拗ねる優ちゃん
やっぱ、子供だよね(笑)

「陽菜がなんとも思ってないんだから
ヤキモチなんか妬かなくていいの(笑)」

「でも、にゃんにゃんだっていつもニコニコして
話ししてるじゃんかー(怒)」

「そういうのは社交辞令て言うんだよ
先生同士の付き合いもあるんだから仕方ないじゃん
それに陽菜まだ新人だし」

「それでもヤダ!」

「そう言うところが子供だって言われるんだよ
もっと大人にならなきゃ」

「ううぅ・・・大人って辛い」

胸に顔を押し付けてスリスリしてくる優ちゃんの
背中をトントンと叩いてあげる・・・
なんか自分の子供をあやしてる感じ?

「そろそろ帰ろかな」

「えーなんで帰るんだよ、泊まってよ」

「明日から病院でしょ」

「だからだよ!二週間以上一緒に寝れなくなるんだからさー」

「・・・・何もしないなら寝てあげてもいいけど(бвб) 」

「・・・・・(-∀-`) 」

「する気だったんでしょ(笑)」

「だってぇー」

「もう、だってが多すぎ」

「だっ・・・・くそーじゃーさ、キスだけ!
キスだけならいいだろ!?」

「もし、襲って来たら・・・結婚するまでお預けにするから」

「はい?四年も出来ないって事ですか?」

「そうなるかな(бвб) 」

「それは無いよ〜(泣)」

「襲わなかったら済む事でしょ(笑)」

「わかりました!神様に誓って・・・
いや、麻里子に誓って手を出しません!」

「わかればよろしい(бвб) 」

「・・・・・ブッ!!」

「フフフ」

「エヘヘ」

そう言えば優ちゃんが一番怖いのは麻里ちゃんだったね
お化けや風船より怖いって・・・どんなんなんだろう?

一度見てみたい(笑)

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