上の服を脱いでいた時

ぐぅ〜・・・

「・・・・・・・(-∀-`) (汗)」

「お腹空いてるの?」

そりゃー私は人間で時間も夜の8時なんだからお腹すくに決まってるでしょ
会食だって言うから何も食べてなかったんだからね!

なーんて心のなかでしか言えないから

「大丈夫です」

「ぐぅ〜」

「・・・・ピザでも取って食べれば」

「いえ、常務のお食事を先に済ませてください」

「味わってる最中にお腹鳴らされたら萎える」

「申し訳ございません
では注文させていただきます」

現在地から一番近いピザ屋さんを調べ一番簡単そうな
ピザを選び注文リストに入れる

「ここの住所は?」

「知らない」

ですよね、お聞きした私がバカでした

入る時に見たマンションの名前から検索して
住所を調べ部屋番号を入力する

「どれくらいかかるの」

「一番安いのにしましたので『違う!時間』

「この時間だとおそらく20分ほどで来るかと・・・」

「その間陽菜の喉の渇きはどうしたら良い」

「それは・・・・」

待ってくれるんじゃないの?
おなかすいてる訳じゃ無いんだから20分位待てっていうの(怒)

・・・・・そうだ

人差し指を目の前に差し出し

「どうぞ」

「・・・・仕方ない、今はこれで我慢してあげる」

そう言うと私の手首を掴み口に持っていくから
痛さに耐えるべく目をギュッと瞑ると

「チュパッ」

「へぇ?」

指を咥えられ・・・舐められてる?

チュパクチュ

「んっ・・・・」

「ふふ、感じやすいよね(笑)」

「そんな事(汗)」

「最高潮になった時の血の香りはどんなのだろうね
楽しみ(бвб)」

何故かキスされて・・・

「そろそろ良いかな」

また手首を持つと

カリ!

「あっ・・・・・はぁ・・・」

「ピンポーン・・・・」

「もう来ちゃったじゃん・・・まあいっか
陽菜お風呂に入ってくるから」

そう言うと部屋から出ていった

インターホンに出て確認しマンションへ入れる

財布を用意して玄関で待っているとまたインターホンが鳴ったから
すぐ出てお金を払い商品を受け取った

そうだ、飲み物・・・確かお水しかないって言ってたっけ

冷蔵庫という代物はなく
お水の入ったペットボトルもどこにもない

もしかして水道水?

だよね、必要ないもんね(汗)

ていうかグラスもないじゃん・・・

仕方なくピザだけを食べてるんだけど
喉は渇くわけで・・・

蛇口をひねり手で水をすくい飲んでいると

「何してるの?」

「あ、・・・喉が渇いたのでお水頂いてます」

前を向いたまま答える

「そっか、グラス無かったね」

口と手をぬぐい慌てて振り向くとそこには・・・・

「・・・・・・・(-∀-`)」

「なに、キモいんだけど」

「いえ、何もありません(汗)」

すっぴんだと少し可愛い・・・それに濡れた髪がみように厭らしいのに
ナイトガウンを羽織って出てくるって(汗)

「優子も早く入ってきて」

「かしこまりました」

「ベットで待ってるから」

「・・・・・・」

まだ残ってるピザを片付け急いでバスルームへ

「いい匂い(-∀-`)」

なんだろう、シャンプーの匂いかな?
いま側に行くとこの匂いがするのか・・・
私も同じのを使うから同じ匂いになるのかな

服を脱いでいると着替えがないことに気がつく

どうしよう・・・・今着てるのを着るのは失礼だよね(汗)

考えた挙句導き出した答えはバスタオルを巻いて出ること・・・

首を念入りに洗いフーと息を一つ吐き出し寝室へ向かった

「コンコン・・・大島です」

「どうぞ」

ゆっくり部屋のドアを開け除くと
ベットにうつ伏せになりスマホをいじっていて
普通の姿にホッとしたのもつかの間

顔だけこっちに向けた常務が

「やる気満々じゃん(笑)」

「ち、違います!着替えがないので
着ていたのを身につけるのは失礼かと思いまして・・・」

上体を起こすと右手を差し出し

「おいで」

その言葉と手に引き寄せられるように傍まで行くと
腕を取られグッと引き寄せられベットに組み敷かれた

「やっぱり髪を下ろしてメガネを掛けてないほうが良いかも」

「つッ・・・」

「麻里子はロリコンだからドンピシャかもね
良かったじゃん」

「別に私は(汗)」

バスタオルを剥ぎ取られ恥ずかしくて顔を背けると
無理やり正面に向けられ

「でも優子は陽菜のだから麻里子にはあげない」

「え?ど、んっ・・・」

聞き返そうとしたら口をふさがれた