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セクレタリ 25

毎回タイミングよく渡辺常務来ないよね・・・

逃げなきゃ(汗)

なのに足がすくんで動かない

陽菜さんごめんなさい(泣)

目をキュッとつむり唇を内に入れ食いしばる


バン!

「小嶋様お待ち下さい(汗)」

「ちょっと何してんの(怒)」

「アハハやっと来た」

「それ以上優子の体に触れたら殺すよ」

「そうやんね、私を殺すことが出来るのは陽菜だけやもんね」

とんでもない会話に固まる受付嬢

「あんたははよ出ていき」

「失礼いたしました(汗)」

慌てて出て行く女の子

私は・・・・ここに居ても良いのかな(汗)

「会いたかったで、陽菜♪」

そう言うと常務に抱きついた

「なんで優子がミルキーの秘書になってんの」

「こうでもしないと会ってくれへんやろ」


・・・・なるほど、常務に会いたかったから私を餌におびき出したのか
あ、言葉が悪かったですね(汗)

でも、いまお昼で・・・外、晴れてるよね?

だからか常務の顔色がすぐれない

「常務大丈夫ですか(汗)」

「そんな無理してまでうちに会いに来てくれたん?」

「そんなわけ無いでしょ」

私と美優紀専務を引き剥がしソファーに座ると

「優子来て」

やっぱり調子悪いんだ
でもここで血を吸ったらバレちゃう(汗)

「ほら、やっぱり餌なんじゃん(笑)」

「・・・・・え?専務?」

「ミルキーも仲間(бвб)」

「・・・・えぇぇぇ!!?
いや、でも、朝から出社してらっしゃいましたし
太陽の光を浴びてもなんともないご様子でしたし・・・えぇぇ(汗)」

「うちは陽菜に吸血鬼にされたから薄いねん
純正ちゃうからたまに血を飲むだけで生きていける
食事も生活も人間とおんなじ
なのに・・・血がまずくなったって言って抱いてくれへんねん」

どういう事?吸血鬼にされた?
そう言えば前に死ぬか吸血鬼になるかって言ってたっけ・・・

「吸血鬼の血は吸わない」

「だったら抱くだけ抱いてよ」

「血を吸う必要もないのに抱きたくない」

じゃー何故私を抱くの?

あ、血を舐める程度でも美味しい方がいいのか・・・

「はぁ・・・・」

「何そのため息(怒)」

「い、いえ何でありません
では、どうぞ」

常務の前に手を差し出すと腕を掴まれ引き寄せられ・・・

「んっ・・・んん・・・」

美優紀専務が見てるのに(汗)

か弱そうなのにすごい力だから離れようとしてるのに離れられない

ドンドン力が抜けてきて常務にすべてを任せ
いつの間にか手を首に巻き付けていた

「っはッ・・・はぁはぁはぁ・・・」

崩れ落ちそうな私の腰に手を回し支えながら

「優子は陽菜のなの
もし・・・これから少しで触れたら
本当に殺すから」

「優子ちゃんが言わんかったらわからへんやん」

「優子は嘘つかないし匂いで分かるから
それと優子ちゃん呼び禁止(怒)」

「それくらいええやん」

「ダメー」

「ふん、用ないんやったらはよ帰って」

「夕方までここにいるから」

窓から日差しが入ってきていて苦しそうな常務

急いでブラインドを下ろしに行く

「やってられへんわ、お・お・し・ま!さんも
一緒に帰ってええで
私はご飯食べに行って彼女のとこ行ってくるからじゃーね」

慌てて後を追いエレベーターまで見送る

「申し訳ございませんでした」

「あんな必死な陽菜初めて見たわ
優子ちゃんは愛されてるんやな」

「いえ・・・私の血が美味しいだけだと思います」

「・・・・ふーん・・・意外に鈍感なんや(笑)」

「え?」

「こっちの話・・・」

「行ってらっしゃいませ」

閉まるまでお辞儀をして見送り部屋へ戻ると

「常務大丈夫ですか(汗)」

さっきよりももっと青い顔をしてソファーにもたれ掛っていた

「鍵閉めて早く血を・・・」

言われるままドアの鍵を閉め走り寄り首を差し出す

「私体力だけには自信があるので
少しなら飲んでいただいても大丈夫です」

そのままソファーに押し倒され
スーツとブラウスのボタンを外そうとするから

「少しの痛みは我慢できるので早く飲んでくだっ・・・んッ」

キスしながら脱がす常務

やっぱり慣れてる・・・


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