こじまつり参戦してきました!前夜祭

セクレタリ 30

何故か少し怒り気味?で戻ってきた陽菜さん

お風呂ぬるかったのかな
自動にしたままのつもりだったんだけど消しちゃったのかな(汗)


近づいてくる目をじっと見ていると

「カラコンはずしたからすぐわかるよ」

「そうなんですね(汗)」

今は黒いままだから読まれてない・・・・よね?

「またネガティブなこと考えてるんでしょ」

「え?いつ読んだんですか、赤くなってないのに(汗)」

「読まなくてもわかる」

ベットに腰掛け指で私の眉をなぞりながら

「これだけ下がってたらね(笑)」

「あうっ・・・・すいません(汗)」

「今日は最高の血を飲ませてもらうね」

そう言うと私を組み敷いた




「もう・・・ゆる・・・して・・・」

「まだダメ、もっと香るはず」

「む、無理です(汗)」

いつもは二回目くらいで食されるのに
今日は・・・・・・何回イカされたんだろう
途中から数えられなくなっていた

「あッ・・・やぁッ・・・ア・・・うんッ」

イキかけた時陽菜さんの顔が見えキスされた後首へ移動した

「・・・・・・・!!」

言葉にならない叫びのようなものが口から飛び出したまでは覚えているけど
その後のことは覚えていない

ただ耳元で何かを囁いていたのだけはわかったけど聞き取れなかった



予めセットしておいたアラームが鳴り目が覚める

すぐ手を伸ばし音を止めて常務を見るとすやすや眠っていたからホッとする

布団がなるべく動かないようにそっと出る


体が重い・・・・

昨日のは何だったんだろう・・・あんなの初めてだ

この行為が愛し合ってのことだったらどんなに良かったんだろう・・・

贅沢言ってられないか
こうやってそばにいさせてもらえるだけで幸せなんだから
それにいつ心を読まれてるかもしれないから
迂闊に考えちゃいけないよね


ベットの下に落ちたパジャマと下着を拾ってバスルームへ

どうしよう・・・こんな所に付いてたら今日持ってきた服だと見えちゃう(汗)

ファンデーションで隠れるかな・・・・

何気なしに全身を見ると・・・・

嘘でしょ(汗)どれだけつければ気が済むの(汗)
牙の跡は消えるけどキスマークは消えないのに(怒)

洋服替えに帰らなきゃ(汗)

着てきた服に着替え時間までには戻ってきますと書き置きをして部屋を出た

「ただいま」

もちろんお母さんは仕事だから誰もいない

お風呂にお湯を張りゆっくり浸かり
首を撫でながら昨日の夜を思い出す

「はぁ・・・」

この気持ちをどうやって隠せばいいのだろ
今更隠しても遅いか・・・
きっと心を読まれてしまってるだろうから・・・

ただの食事なのにって笑われてるのかな・・・

「陽菜が大好き―!」

ここでなら聞こえないから口に出してもいいよね

「はる・・・な・・・すき」

一人でならいくらでも呼び捨てできるのに・・・

「ずっとそばにいさせて下さい」

優しくされると勘違いしそうになる・・・

「泣くな優子!お前は秘書だろ?仕事に徹しろ!」

声に出して自分に言い聞かせる

「ふぅー・・・そろそろ行かなきゃ」

お風呂から上がり自分の部屋に戻ると
スマホが光っていた

慌てて開いてみると

”迎えに行くから来なくていい”

そうだよね、食事は終わったんだから
時間まで私は必要ない・・・か(涙)

”何時ごろマンションを出られますか?”

すぐに返信が来て

”もうすぐ着く”

・・・・・はい?

”どこへですか?”

”優子の所に決まってるでしょ”

・・・・・えぇぇぇ!!?

待って(汗)まだ髪も乾かしてないし服も選んでない(汗)

それに今お昼過ぎだし
まだ時間まで二時間以上あるのに(汗)

髪を乾かしていると

ピンポーン!!

インターフォンに出る

「野呂です」

「申し訳ありません、まだ用意が出来ていなくて(汗)
もう少し待っていただけるように伝えて頂けますか」

「かしこまりました」

それから今までで一番早いんじゃないかって言うくらいの
猛スピードで化粧をして髪を整え外に出ると
斜め前の道路脇に車が止まっていたから駆け寄り窓をノックした





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