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セクレタリ 15

「こちらですか?」

「そう」

どう見てもマンションにしか見えない

「ホームパーティでございますか?」

「そんな感じ」

だから仕事の服で良かったんだ

常務にもお友達がいたなんてなんか嬉しい(-∀-`)

玄関で暗証番号を打ち込み中へ入っていく常務

ん?暗証番号知ってるんだ・・・
凄く親しい仲なのかな

まさか・・・恋人?

途端に気が重くなる

項垂れながら後ろからついていくと

「入って」

いつの間にか部屋へのドアが開いていて
中へ促された

「あのう・・・ここは?」

「私の部屋」

「・・・・・・はい?」

いや、前のマンションと違うじゃん!て叫びそうになった

「陽菜の部屋だよ」

いま陽菜って言った?
確か前に一度だけ聞いたけどあれっていつだったっけ・・・・

前とは比べ物にならないくらい広い部屋



「何か食べる?て言ってもお水しかないけど」

そりゃそうでしょ普通の人間の食べ物はいらないんだから
ん?ちょっとまって
じゃー何故私はここへ連れてこられたの?

「服を脱いでそこのベットに寝て」

「・・・・・・・・・・はぁ?」

「聞こえなかったの、服をぬ「いえ、聞こえましたが食事をするのに
何故脱がないといけないんですか?」

「より香る血を吸うために決まってるじゃん(бвб)」

いや、そんなドヤ顔されても(汗)

「しかしお昼に食事をされたのでは・・・」

「会社でも言ったけどお腹と喉の渇きは違うものなの
優子じゃないと喉の餓えは治まらないって言ってるでしょ」

「で、でも・・・(汗)」

「秘書なのに上司の命令に背くつもり?」

「それとこれとは違うもので(汗)」

「無理やり脱がしても良いんだけど
その時は服が破れて帰れなくなっちゃうと思うんだけどいいの?」

「くっ・・・・わかりました・・・」

もしかして今日は最後まで行っちゃうのかな・・・

不安な私と何処か期待している私がいる

私・・・どうなっちゃうんだろうか・・・
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