こじまつり参戦してきました! 22日

セクレタリ 31

スモークが貼ってあるから中はもちろん見えなくて
野呂さんが運転席から下りてきてドアを開けてくれたから
車へ乗り込む

「えーと・・・おはようございますアハッ」

「・・・・・・どういうつもり(怒)」

「書き置きしておいたんですが目につかなかったですか(汗)」

「読んだ・・・」

読んだのならわかると思うんだけど何故怒ってるんだろう?
あ、今、待たせちゃったからかな

「時間までには戻るつもりで家でシャワーをあびていたので
遅くなって申し訳ございませんでした」

「なんで家に帰る必要があったの
家じゃないと落ち着いてお風呂にも入れないってこと(怒)」

「それは・・・持っていった服では不都合がありまして
シャワーを借りようと思ったのですが少しでも早く戻るために
急いで帰った次第でして・・・・(汗)」

「むぅ、なんで不都合だったの」

それはあなたが体のあちこちに付けたい放題つけた結果です(怒)

「・・・・ごめん・・」

「え?・・・・あっ(汗)」

目を見ると赤くなっていた

頭を抱え、考えるな考えるな・・・あぁぁーあぁぁー

「もう読んでないから・・・」

顔を上げ目を見ると確かに黒に戻ってる

「申し訳ございません(汗)」

「・・・・・」

「まだ陽が高い時間ですがお体は大丈夫ですか?」

「昨日たっぷり飲ませてもらったから大丈夫」

「そうですか良かった(-∀-`)」

「・・・・やっぱり少し疲れたかも・・・」

「それは大変です(汗)指からしか無理ですが少しでもどうぞ(汗)」

指を差し出してるのに腕をぐっと掴まれ引き寄せられ・・・

「だ、ダメです野呂さんが(汗)」

「前からは見えないしボタンを押さないと聞こえないって言ったでしょ」

「やっ・・・んッ」

何故かスカートをめくられ指が私の中に・・・

もちろん口は唇で塞がれていて・・・・

「ツッ・・・・・・はぁはぁはぁ・・・」

最後に少しだけ耳を噛まれ抱きしめられた

(もう少しで着きますがいかが致しましょうか)

「どこかの地下駐車場に止めて
車の中で時間潰すから」

(かしこまりました)

それから一時間ほど常務に抱きしめられたまま
車の中で寝ていた

(そろそろお時間です)

「わかった向かって」

(かしこまりました)

「化粧しなきゃ(汗)」

「そう言えばしてなかったんだね」

「お風呂上がってすぐでしたから」

「ここでさせて頂いてもかまいませんか?」

「私のせいだからいいよ」

「ありがとうございます」

持ってきていた化粧品でいつもより少ししっかり目にメイクして
髪をまとめあげようとしたら

「おろしたままでいいから」

「ですが・・・」

「眼鏡もいらない」

「それですと誰かわからなくなる可能性が(汗)」

「私と一緒にいるんだからわかるでしょ」

「・・・かしこまりました」

雨の日は化粧も取れていてわかんなかったけど
今日は大丈夫だよね(汗)

「行ってらっしゃいませ」

「行ってきます(-∀-`)」



「いらっしゃいませ小嶋様お待ちしておりました

・・・そちらの方は・・・」

「渡辺専務秘書の大島です」

「大島さんでしたか申し訳ございません
どうぞお入り下さい」

「専務はどちらに」

「奥にいらっしゃいます」

「小嶋常務少し挨拶に行って来てもよろしいでしょうか」

「私も行くから」

「ではご一緒に」

「専務・・・今日はお招きありがとうございます」

「優子ちゃん来たんや、陽菜も会いに来てくれたんやね(笑)」

「・・・・・麻友はどこ」

「さぁ?そのへんにおるんちゃう」

「優子行くよ」

「また後でね優子・・ちゃん(笑)」

「失礼致します」



「・・・・あ、あちらに渡辺常務が・・・
お話されてる方髪の色が・・・
美容関係の方ですかね・・・常務?
どうかされましたか」

「なんで・・・・・」

いつもクールな常務がその人を見て固まってしまっていた

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