病院の先生には少しでも早く子供が欲しいからと言うと
では今度から人工授精をしていきましょうと言われ
報告すると悦ぶ優ちゃんとは裏腹に苦笑いする麻里子

「ごめんね」

「僕も無理やり抱くのは心ぐるしかったからその方が良かったよ」

「・・・・・ごめんなさい・・・」

「にゃーろ(*`ω´) 」


もう子供じゃないのに・・・
頭を撫でてくれる麻里子


「っう・・・・嫌いじゃないから・・(涙)」

「わかってるよ
ほら怖い顔で睨んでるチビがいるから泣き止んで」

「誰がチビだよ(怒)」

「僕よりもニャロよりも小さいだろ(笑)」

「背の高さなんて関係ないやい(怒)」

「アハハ・・・さーてとそろそろ帰ろうかな
もうこの家に泊まる必要が無くなったのは残念だけど
たまに遊びに来てもいい?」

「今はまだ夫婦だし幼馴染には変わりないから・・・」

「そうだね、一応小嶋麻里子なんだし
幼馴染として抱きしめるくらいはいいかな?」

「ダメに決まってるだろ(怒)」

「ゆっぴーには聞いてないし
それくらいはさせてくれてもいいと思うんだけど
今までと同じでしょ(*`ω´) 」

どうしよう・・・

「ハグだけならなら・・・(бвб)」

「それで我慢するか、じゃーさよならのハグ」

そう言って両手を広げるから仕方なく前へ進み腕の中へ

「う〜んニャロのマシュマロボディーがペッちゃんこに・・・てこら
胸の弾力も何も感じないだろ(笑)」

すっと下から真ん中に入って来た優ちゃんが陽菜に抱き付き
麻里子は優ちゃんの背中越しに二人を抱きしめる形になってる

「日本人はそんな簡単にハグなんてしない」

「そこはほら、仕事相手は外人も多いし
友達にも外人は沢山いるからいいんじゃないかな」

「陽菜もお前も日本人!」

「優ちゃん(汗)」

「仕方ない今日の所は帰るか
またゆっぴーがいない時にハグしようね(*`ω´)」

「ずっとそばにいて離れないからいない時なんてないよーだ」

「こんど海外出張一緒に行くんだけど(*`ω´) 」

「そうなの?」

「う・・・ん・・・」

「私聞いてない(怒)」

「優子まだパスポート作ってなかったでしょ
気が付いた時には遅かったの」

「みーちゃん・・・そうだよみーちゃん連れて行けばいいじゃん」

「みーちゃんは優子の秘書」

「じゃー板野さん」

「今回の出張は麻里子の会社関係でそのお宅にお邪魔するから
板野は行かないの」

「二人なの?」

「・・・・・・・うん」

「だったら部屋別々にとればいいじゃんね、そうしなよ」

「そのお宅のゲストハウスに泊まるから・・・」

「部屋二つぐらいあるでしょ」

「一応僕たち夫婦(*`ω´)」

「ねえ、やだ・・・ヤダよ(泣)」

「一緒の部屋に寝るだけで何もないよ」

「きっとダブルベットだろうね〜(*`ω´)」

「麻里子(怒)煽らないでよ」

「アハハハごめん、つい意地悪しちゃった、でも
それくらいしても許されると思うんだけどね(笑)」

「・・・・・ごめんねさい」

「さーてと、本当に帰らなきゃ
じゃー明後日からよろしくね奥様」

また問題発言を残して帰って行った麻里子


「明後日に行くの?嘘でしょ、何で黙ってたの(怒)」

「それは・・・きっと騒ぐと思ったから・・・」

「当たり前じゃん、で、奥様ってなに?
夫婦として招かれてるの?」

「一応パスポートとかの名前変わっちゃったしバレタみたいで
そのお祝いもかねて呼ばれたのもある・・・」

「そんなの断ればいいじゃん」

「その人はこの業界において凄い影響力のある人で
無下に断れなかったの・・・
仕事の為だから分かってよ」

「どうせ、私なんて何の役にも立ちませんよーだ」

「優ちゃん・・・・」

「つッ・・・・そうやって優ちゃん呼びすれば
落ちると思うなよ」

「好きなのは優ちゃんだけだよ、陽菜のこと信じて(бвб)」

「あぁあぁぁぁもう・・・ずるいよ」

「陽菜のこと好き?」

「ねえ、そのギャップなんとかならないの(汗)」

「こっちが本当の陽菜なの!ねえ、好き?」

「す、好き!スキに決まってるでしょ」

「ふふ、じゃー脱いで(бвб)」

「え?なんでそうなるのかな(汗)」

「向こうへ行ってる間に欲求不満になって
麻里子に抱かれるかもしれないなぁー
それでもいいの?」

思わせぶりに後ろを向いてそう言ってから振り返ると

「はやっ(笑)」

全裸で立ってる優ちゃん

もちろん美味しくいただきました(бвб)