スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

サクセサー 7

すぐに作戦決行

授業にはちゃんと出て先生を怒らせたり
トイレに行くと言って部屋には戻らなかったり
食事の時間も守らず降りていかなかったりした
三日目の朝

夜遅くまで・・・というか朝方までゲームをしてたから爆睡してた私

「ドンドン・・・ドンドン・・・バン!!」

「ん・・・・もう、みーちゃん静かに入ってこないと怒られるよ」

「だれに」

この声は・・・

「陽菜?」

「いい加減にしないと」

「何々?追い出す!?」

飛び起きて顔と顔を合わせる

「強行手段に出るだけ」

「強行手段?」

「ずっとこの二人が一緒にいるから・・・
入って来て」

後ろから入ってきたのは陽菜より背の高い
男・・・・いや、女?

「24時間見張らせる」

うそでしょ(汗)

「トイレは流石に・・ねぇ(汗)」

「1人には絶対にさせない」

「そんな事してもいいと思ってるのか(怒)」

「優子が悪いんでしょ、秋元・宮澤、優子をすぐ連れてきて」

「御意」

「ぎょい?うわーこっちにくんな(汗)」

私の横に来ると両脇を抱えられヒョイと持ち上げられ
ダイニングへ連行され椅子に座らされた

「二人は武道に長けてるから逃げようとしても無駄
授業で先生を怒らせたりサボったりしたら
死なない程度に罰を与えてもいいって言ってあるから」

「お前バカだろ(怒)」

バシン!

「いってぇー何で叩くんだよ(怒)」

「言葉にも気をつけないと痛い目にあう、分かった?」

そう言うと食事をしだす陽菜

「暴君め!」

バシン!

「だから痛いって(怒)手首利かすなよ」

「静かに」

「こんな飯食えるか!」

食器ごと払おうとしたら腕を掴まれ

「イデデデデ(汗)離せよ」

「食べ物を粗末にしてはいけません」


このゴリラみたいなやつ凄い力してるぞ(汗)


「わかってるよ・・・くそ」


貧乏だったんだから一番わかってるけど・・・


「食べたいものがあれば作らせるけど」

「オムライス・・・」

「え?」

「豪華な食事ばっかでお腹こわす、だからオムライスが食べたい」

「・・・・わかった、今日の夜作らせるから
今はそれで我慢して」

「あ、あぁ・・・」


なんだ、話せば分かる感じ?

「それと・・・「食事中!」

「今しか話す時ないじゃん
陽菜全然家にいないだろ(怒)」

「・・・・・それとなに」

「いきなり勉強ばっかだと頭爆発しちゃうから
外にも出たい」

「・・・・・・朝9じから12時まで勉強して
夕方は3時から5時半まで
それ以外は・・・日中は外出してもいいから」

「マジ!?」

「ただし、二人は一緒」

「いいよ、全然いい(-∀-`)」

やったぜ、外に出れる♪
出たらこっちのものだし逃げるの簡単♪



と思ってたのにどれだけ走ろうと
スキを見て逃げ出そうとも
目が4つあるから逃げれないし
必ず追いつかれる・・・・

「運動不足ですか?」

「・・・・・」

「トレーニング出来なかったので
走ったりしてくれて丁度いい運動になりました」

「・・・・・・」

だめだ・・・

仕方ないここはぐっと我慢して
もう大丈夫と思わせてこいつらがいなくなって
一人でも外出できるようにならないとダメだな

「そろそろ帰らないと先生が来られます」

「わかった」

それからひと月ただひたすら勉強を頑張った

前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2017年09月 >>
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
アーカイブ
カテゴリー