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サクセサー 25

「優子・・・優子おきて」

「・・・・んぁ?」

あれ?目の前にいる陽菜は服を着てバッチリメイクもしてる?
ちょっと待って・・・さっきまで私の事攻めてた・・よね?

「なにボーとしてるの、お腹すいたから先に降りてるよ」

「え、ちょっと待ってよ(汗)」

バッと、飛び起きるとやっぱり私だけ全裸なわけで・・・

「そのままで行くなら別に反対しないけど(笑)」

「はぁ?そんなわけないでしょ
て言うかあれだけ愛し合ったんだから
ベットの中で裸で抱きしめられて優しく起こされたかった(怒)」

「なに少女漫画みたいな事言ってんの(笑)
夢でも見てたんじゃない(бвб)」

「夢って・・・え?あれ夢だったの?うそ・・・え?」

「・・・・・・・」

「あぁぁぁ!!嘘つき肩揺れてんじゃん
反対むいて笑ってても分かるんだからな(怒)」


それに全裸なんだから夢なはずないじゃんかもう・・


「アハハ・・ほら早く着替えて行こう(бвб)」

優しく微笑み右手を出す陽菜

夢でなくてよかった(-∀-`)
右手をつかもうと思ったら

すっと上にあげられ

「みんなの前では今までの関係のままだからね」

「わかってるよ」

「やっぱ先に行ってるから早くね」

そう言うと部屋を出て行った

チェッ手を繋いで行きたかったなぁ・・
まあ、廊下までだけどさ


ダイニングへ降りて行くと
いつもの無表情の陽菜とすまし顔のみーちゃんがいて
食事の用意がされていた

「遅い(怒)」

「・・・・すみませんね」

「ね、はいらない」

「すみません!!」

いただきますをしていつものように無言で食事をする

て言うか今何時だ?時計見てなかった

ダイニングの壁にかかる時計を見ると

「ゲッ・・・・二時(汗)」

「煩い(怒)」

必死に笑いをこらえてるみーちゃん

私どれだけ寝てたの?て言うかどれだけ攻められてたんだろう・・・
陽菜ってあんな顔をしてヨガったり
優ちゃん、て甘えて来たかと思ったら
言葉攻めにしてきたり・・・

冷静沈着な当主として食事をしていたり

いったいどれが本当の陽菜なんだろうか・・・

Sの振りして意外にMだったりして・・・
デヘヘ(-∀-`) SMプレイ好き?

「カチャン」

ナイフとフォークをお皿に置いたかと思ったら

「目の前で百面相しないでもらえる
食事がまずくなるから(怒)」

「そんな事してないやい」

「今だって気持ち悪い顔してたから」

「うぐっ・・・」

それは・・・してたかもしれない(汗)

「すみませんでした」

とりあえず謝るとまた食事をしだした陽菜

食べ終わると

「今日はこの後どうされますか?」

「久しぶりに買い物でも行こうかな
半年ほど行けてないから」

「お供いたします(ΘωΘ) 」

私の方を見て

「優子様はいかがいたしますか?」

「来たいなら来ればいいわ」

「いやぜんぜ「行きたいそうですのでご一緒します」

「だれもそ・・・」

私をにらみつけシッ!て言う口をして黙れと圧力をかけてくるみーちゃん

私の方が主人なのに・・・

「何時に出発されますか?」

「私はすぐ出れるから峯岸の用意が出来次第でいいわよ」

「かしこまりましたすぐに用意してまいります
優子様もそのままでよろしいですね」

か?じゃなくて、ね!かよ・・・

「はいはい」

「はいは一度」

「はい・・・・」

はぁ・・・なんだよもう・・・
買い物ってどこへ行くんだ?
銀座とかブランド店回りするんじゃないだろうな
興味ないのに勘弁してよー

て、思ってたのに
車に乗り着いた場所は・・・・やっぱ銀座じゃん(汗)

どっしりと重たい気分を何とか隠し車から降りる

車を帰し少し歩くとみーちゃんがおもむろに道路へ近づき手をあげた・・・

タクシー?

「ほら、早く乗って」

私と陽菜が後ろに乗りみーちゃんは助手席へ
着いた場所は


「ここって・・・アウトレット?」

「そう、埼玉県のアウトレットパーク(ΘωΘ) 」

「なんで銀座で降りたの?
ここまで送ってもらえばよかったじゃん」

「小嶋家の当主がアウトレットなんかで
買い物してたら馬鹿にされるでしょ」

「そうなの?」

「そういうものなの(бвб)」

「邪魔くさいなぁ(汗)」

「それに買い食いとかできないしね(ΘωΘ) 」

「さっそく食べに行こう(бвб)」

「ここの久しぶり〜今日は何食べようかな♪」

二人の話してる内容からするとよくここに来てるみたい

「私はストロベリー生チョコクリーム(бвб)」

「みーは・・・一番高いストロベリーバナナチョコ生クリーム!優子は?」

「え、私?えーと・・・メープルバター&シナモン」

「もっと高いの食べなよ」

「さっき昼食食べたばっかだから(汗)」

「え〜これは別腹だよねみーちゃん」

「そうそう」

え〜と・・・この方は・・さっきまで無表情だった方でしょうか?

「ここでは気を張らなくていいから素の陽菜だよ(ΘωΘ) 」

「ん?なんか言った(бвб)?」

「ううん(ΘωΘ) 」

私にこそっと耳打ちしてきたみーちゃん

そっか・・・本当の陽菜が見れるんだ
なんか・・・嬉しい(-∀-`)

座って食べながら

「優子はどこ見たい?」

「私?わたしは・・スニーカー好きだから・・・」

「じゃーニューバランス行こうよ(бвб)」

「えー前にナイキ買ったじゃん」

「あれはナイキ、今度はニューバランス!」

「陽菜ってスニーカー持ってたっけ?」

「持ってるけど・・全部一度しかはいてないかな」

「どこにあるの?靴箱にはヒールかブーツしかなかったけど」

「当たり前、全部私の部屋に置いてあるから」

「なんでみーちゃんの部屋?」

「だって、後継ぎたる者、常に正装であれ!が
おじいさまの言いつけだったから・・・」

「元々好きなのに普段は履けないから
こういう時に買って履き替えて・・・服も着替えて
買い物楽しんでまた帰る時に着替える
で、その買ったものは持ち帰れないから
全部私が買った事にして部屋に置いてあるんだけど
そろそろ整理してもらわないと
私の部屋凄ーく狭いんだけど(怒)」

「ごめん・・・だって全部気に入ってるから捨てれないんだもん」

「来るたびにそれ持ってきてここで着替えればいいじゃん」

「お屋敷出る時に買い物に行くのに袋持って出るのって変でしょ」

「あぁ・・・確かに」

「だからどんどん溜まっていくの」

「そんなにしょっちゅう来るの?」

「年に2・3回かな」

「じゃーそんなに溜まんないでしょ」

「それが着る服とは別に一度の買い物で何着も買うから困る」

「着れないのに買うの?」

「だって20%OFFとかセール中とか書いてあって
安いからついつい買っちゃうんだもん」

だもんて・・・可愛いなぁー(-∀-`)



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