まだ少し痛むけどお気に入りのクマさんで
ちょっと・・・ほんの少しだけエッチな事をしてた俺

ピンポーン!

チャイムが鳴り俺のにゃんにゃんが
まだ聞こえないのにハーイと甘い声で返事をしながら
ドアホーンに出る

画面を確認しておもての自動ドアを開けるボタンを押し
玄関の鍵を開けようと待ってるから
俺もその横で待機

宅配かな・・・可愛いお姉さんだったらいいのになぁー


微かに聞こえてくる足音・・・・・嫌な予感がしてきた
あの足の運び・・・・まさか・・・ねぇ・・・

家の前で止まったからにゃんにゃんを見上げると

「来た?」

「ワン」(止まったぜ)

チャイムが鳴る前に鍵を開けドアを開ける

「わぉ、いきなりあくからビックリしたよ」

この声・・・聴き間違えるはずがない俺の耳

「ゆっぴーヤッホー(*`ω´)」

「グルグルグル・・・・」(何しに来たんだよ(怒))

「コルセット取れたんだ、少し痩せた?」

「やっぱりそう思う?まだお風呂に入れてないから
毛がフワッてなってないからかなって思ってたんだけど(汗)」

「どうりで少し臭うわけだ(笑)」

「ワゥ・・・・(汗)」
(そ、そんな事ないだろにゃんにゃんは何も言わないぜ)

心配になってにゃんにゃんを見上げると

「大丈夫だよ、臭いしてないから
もう、変な事言って優ちゃんを落ち込ませないでよ」

「アハハ嘘うそ、いつもの犬の匂いしかしない」

「ワウ」(犬じゃないやい!・・・犬みたいだけど・・・)

「リセッシュふってあるからするはずないじゃん(怒)
もういいから早く上がって」

「おじゃましまーす(*`ω´)」

まさかこいつとご飯食べるために買い物してきたのか?

二人の後ろからリビングへついて行くと


「さーてと、言ったやつ買ってきてくれた?」

「たぶん・・・」

キッチンへ行きブツブツ言いだし

「OK、じゃー始めようか
陽菜はこれ洗って切ってくれる」

「わかった」

二人で共同作業・・・
まさか二人で俺の快気祝いしてくれるのか?

仕方ないな、嫌だけど今日だけは大目に見てやるぜ(-∀-`)


料理をしている間、独りぼっちの俺
ふと見るとクマちゃんが俺を呼んでいる

(-∀-`)

麻里子に見られるのは嫌だから
見えない端の方へ持って行き励む俺

しかーし、まだ少し痛むから何度も出来ないわけで・・・
暇だからフカフカのブランケットに包まってしばしの休憩

ふぅ〜にゃんにゃんの匂いもするしいい気持だ(-∀-`)


ご飯の匂いがしてきてそろそろかなぁーと思った時

ピンポーン

またしてもチャイムが鳴った

「篠田が出るからニャロは容姿を整えといで」

どういう事だ?誰かまだ来るのか?

「別に直すとこないし」

「ワン!」(当たり前だにゃんにゃんはどんなでも可愛いんぜ)


玄関には麻里子が行ったから
俺はにゃんにゃんの足にぴったり寄り添い
誰が来ても守る準備はOK

「お邪魔します」


こ、こいつは・・・


「グルグルグル・・・ワン!」
(お邪魔すんな帰れ!男は俺一人で十分だ(怒))

「俺、嫌われちゃってますね(汗)」

「男の子だからたぶん男の人が苦手なんだと思います」


違うぜこいつが嫌なんだぜ!


「それだったらいいんですが」

「気にする事無いって
ゆっぴーは篠田にもこんな態度だから(*`ω´)」

「ワゥワゥ」(それはお前が嫌いだからだ(怒))


全然わかってない麻里子に反抗していると



「どうしたの?痛む?」

あぁ〜なんて優しいおれのにゃんにゃん
お前ら見ろ!にゃんにゃんは俺様の事がが好きなんだぜ

「クゥ〜ン」(大丈夫ぜ(-∀-`) )

「優ちゃんの仕事復帰のお祝いでもあるんだからね」

「ワン!!」(そうかやっぱりそうか)

嬉しくて顔をペロペロ舐めたら


「こーら、お化粧取れちゃうからダーメ」

「クゥーン・・・」(あう・・ゴメンよ)


冗談ぽいけど怒られてしまった・・はぅ・・


「さあ、犬は放っておいて人間同士で乾杯しよう(*`ω´)」


犬って言うなって言ってるだろ
優子様と言え(怒)

そこからはテーブルの上で乾杯して
ご飯食べてる三人

話も弾んで楽しそうなのは少しムカつく・・・

で、俺は床に置かれたお皿から食べてるんだけど
ん!この肉美味いぞ♪

もう少し欲しくてにゃんにゃんの足にスリスリしたら

「ん?どうしたの・・・・あぁお肉だけ食べちゃったの
仕方ないなぁー陽菜の少しだけあげるね」

「ワゥ(-∀-`)」

ほらみろお前らはもらえないだろ
くれるのは俺だけぜ(-∀-`)


「優しいんですね」

「別に、当たり前のことしてるだけです(бвб)」

「優子くんの事ですが・・・」

「現場に出すには小さいからと言って
今の仕事についたのでそのお話はお断りします」

「この前も言ったけどゆっぴーはニャロの言う事しか聞かないから
ニャロも刑事にならないといけなくなるでしょ
そんな事天地がひっくり返ってもムリだからさ」

「なんか私が貶されてるようなきがするんだけど・・・」

にゃんにゃんをけなすだって!?
やっぱり麻里子は一度噛んどかないとダメだな


それからは笑い声が聞こえたり話が弾んでる

お腹がいっぱいになった俺はしばしの休息を・・・ふぁぁぁ・・・