いつまでもいつでも

大会が終わり
あっちゃんにお茶して帰ろうと言われ
某カフェに四人で寄ってるもちろんあの人も



「おめでとうございます（бвб)」

「ありがとう(-∀-`)」

「なに抜かれてるんだよぅ
最後力抜いただろ」

「あっちゃんには敵わないなぁ（汗）」

「そうなんですか？」

「良し1位だと思ってかっこよくテープ切ろうと思ったら
横からすっと出てきてさ（汗）」


そうだったんだ・・・気づかなかった（汗）


「まあ、同じ学校でワンツーフィニッシュだったんだから良いとしよう」

優勝は山本先輩、
去年は優子先輩が優勝していて
二連覇を期待されていたみたいだったから
初優勝でテープを切った後泣いていて
優子先輩に抱きしめられ頭を撫でられていた

おめでとうって言ったらいけなかったのかな・・・（汗）

「陽菜ちゃんどうかした？」

「いえ・・・・」

「国体では優勝して金メダルかけてあげるね(-∀-`)」

「そ、そんな事・・・（汗）」

「にゃんにゃんにカッコイイとこ見せようだなんて
邪な考えを張り巡らせてる時点でダメなんだよぅ（怒）」

「言い訳の言葉もございません・・・」


今にゃんにゃんにって聞こえたんだけど
聞き間違えじゃないよね？私に見せたかった？嘘でしょ（汗）

「休みいつまでなん」

「８月の中旬に国体の予選があるから
明日明後日の二日間だけなんだ
予選が終わったら四日間はあるかな
夏休みの宿題を消化する休みなんだけどね」

「USJ行きたい(∵)」

「二人で行ってきなよ夏休み中クラブ殆ど無いんでしょ」

「優子と行きたいの！」

そりゃそうだよ・・・・好きな人と行きたいですよね・・はぁ・・・

「じゃー明日日帰りで行く？」

「ホラーナイト見たいから一泊したい」

「えぇ〜私怖いの苦手なんだけどなー・・・
それにホテル取れるかな(;´-∀-)」

「ちょっと待って捜してみるから('A`)」

スマホを操作しだすたかみなさん


・・・いいなぁ〜陽菜は少しでも宿題しなきゃ・・・


「おぉ〜丁度フォースの部屋空いてたからポチったで」

フォース？

「にゃんにゃん用事無いでしょ
一緒に行こう、て言うかホテル取っちゃったから決まりね(∵)」

「は、はい・・・・（бвб;)」

勢いで返事しちゃったけど
明日大阪へ行くってこと？
どうしようお小遣い殆ど使っちゃったじゃん

いや、そんな悩みなんでどうにでもなる
それより優子先輩と同じ部屋で寝るの？
新幹線隣同士になったらどうしよう・・・
なーんて心配はいらないか、
あっちゃんが隣りに座るに決まってんじゃんね


駅で別れ家へ帰る

「ただいま」

「おかえりなさい、ちゃんと間に合ったの？」

「え、うん・・・朝はありがとう（бвб)」

「なんか気味悪いわね」

「なんで？」

「あなたがお礼を言うだなんて明日は大雨が降るわよ」

「それは困る（汗）あ、東京は良いのか」

「どういう事？」

「明日一泊でUSJに行くことになったの
お金ないから頂戴（бвб)」

「貯金あるでしょ」

「すぐ下ろせないもん」

「あなたはもう・・・いくらほしいの」

「どれくらいかかるかな
新幹線往復と、ホテル代でしょ
で、チケット代に食費代とお土産代で
ざっと１０万円（бвб)？」

「・・・・・・行かないでいいわよ（怒）」

「嘘じゃんかぁー５万円でいいから下さい」

「今年はもうお小遣いなしよ」

「えぇ〜」

「お年玉全然使ってないでしょ」

「あれは将来のためにおいてあるの！」

「結婚資金にでもするつもりなの？（笑）」

「違うし。資金は向こうに全部出してもらうもん」

「まさか男の子も居るんじゃないでしょうね」

「違うよ、クラブの女の先輩と四人で行くの」

「迷惑かけないようにしなさいよ」

「わかってるし」


とりあえずお金は貰えることになってよかった

ああみえてママは陽菜に甘いんだよね（бвб)