またまたわがままな女神 14

土曜日
外泊手続きを出した時麻里ちゃんに
しつこいくらい何処へ行くのか聞かれたけど
知らないんだから言えるはずもなく

これはこれで嘘じゃないから良いかなって
これからもこじぱにお願いしよう(-∀-`)




と思ったのを撤回します・・・・・



私の運転で高速に乗り走らせること5時間以上


「ねえ、どこいくの?」

「もうすぐだから」



この会話を何度繰り返したことか


「あ、次のインターで降りて」

そう言われたのが京都に入ってすぐ

「ねえ、観光じゃないよね?」

「ホテルで思いっきり抱くためだよ(бвб)」

「なんで京都なの(汗)」

「ホテルのスイートルーム探してたら
口コミとかで凄く良くてさ」

「ちょっと待ってスイートルーム?」

「そうだよ、何か?」

「私を(思いっきり)抱くためだけに
わざわざ京都のスイートルーム予約したの?」

「だけって何(怒)だいじなことじゃん」

「お金はどうしたの?」

「陽菜のカード」

「何の為に毎月貯金してると思ってるの
そんな簡単にカードで支払うんだったら意味ないじゃん(怒)」

「・・・・・・・」


急に黙り込んでしまったこじぱ
きつく言いすぎたかな(汗)

高速を降り信号で止まっていたら
いきなりドアを開けたからビックリ

「ちょっとどこ行くの(汗)」

「一人で行くから優子は帰れば」

そう言ってドアを閉め歩き出した

慌てて窓を開け

「とりあえず乗って」

「ヤダ」

並走して走っていたら後ろからクラクションを鳴らされ
仕方なく走り出し停車できるところで止めて振り返ると

「・・・・・いないじゃん(汗)」

どうしようどこ曲がったんだろう

ハザードを点けエンジンを止めてさっきまでいた所へ走って行く

まだ住宅街ではなくて入り組んでないから
歩いてたら分かるはずなのにどこにもいなくて
電話をかけると・・・・


着信拒否ですか・・・・


ホテルの名前も場所も聞いてなかったから
何処へ行けばいいのかもわからない

もしかしたらタクシー拾ったのかな・・・
まさかヒッチハイクとかしてないよね
どうしよう・・・・


「こじぱぁー!!こじぱぁ〜!!」


とりあえず大声で叫んでみるけど
交通量も多いし騒音でほとんど聞こえないと思う

「うぅ・・・こじぱ・・・・」


トボトボと車へ戻りドアを開けると


「遅い(怒)」

「・・・・・なんでいるのぉ(泣)」

「陽菜の車なんだから下りるなら優子でしょ」

「違う、私すれ違ってないのに
乗ってるのおかしいもん」

「そこのお店の裏に回って優子が探してる間に追い越して
乗って待ってた」

「もう!心配したでしょ
もし変な男に騙されてヤラレタラどうするの!」

「優子じゃあるまいし
陽菜がそんな失敗するわけないでしょ」

「そんなのわかんないじゃん
凄く心配したんだからね!(怒)うぅぅ・・・(泣)」

「怒るか泣くかどっちかにすれば(笑)」

「笑い事じゃないやい」

「大体優子が先に怒ったからでしょ」

「あれは・・・怒ったというより諭したわけで・・・」

「うそ、絶対怒ってたじゃん
陽菜怒られるの嫌いなの知ってるよね」

「はい・・・」

「それに陽菜の言う事は」

「絶対です・・・・」

「だったら文句を言わず言われた通り運転して」

「わかりました・・・うぅぅ・・」



結局はこうなるんだ

最近優しい時が多くなってきたから
つい調子に乗っちゃう自分を殴ってやりたい


涙を拭きシートベルトを締めて発進させる


こじぱは携帯ナビを見ながら
そこ右、とか左!とか相変わらずいきなり言うから
事故りそうで怖い


「ここ(бвб) 」


着いたところは東京にも大阪にもある超有名で豪華なホテル

「あのう・・・」

「なに」

「東京にもあるよね(汗)」

「そうなの、東京の最上階の窓から外を眺めながら
犯すのも良かったんだけどそれはいつでも出来るし
御飯が美味しいらしいからここにしてみた(бвб) 」


簡単にしてみたとか言ってる
それに今犯す・・・て聞こえたんだけど

聞き間違え・・・だよね(汗)


先輩 40

「さーて寝ようかな」

「えぇぇ!!もう寝るん?」

「さや姉達はゆっくりできるかもしれないけど
私は朝早いんだよ(怒)」

「なんで、準決勝戦も夕方からやろ」

「今日の出来だったら勝てないし
バトンも少し、もたついてたから
もう少し練習しようってなって
その前に少し走っとこうかなって・・・」

「小嶋さん・・こんな練習馬鹿だけど
よろしく頼むよ」

「はい!・・・あ・・・・ハイでいいのかな(汗)」

「馬鹿は余計だけどな(怒)」


「佐江はドラマ見たかった」

「音小さくするなら見てていいけど
興奮して大声出すなよ」

「出さねえわ」

「私も朝からついて行くので寝ます」

「じゃー二人だけそっちの端っこで仲良く寝て下さーい♪」

「な、仲良くってなんだよ(汗)」

「そういう意味だよ(笑)」

「普通に寝るからね、陽菜ちゃん(汗)」

「わかってます(汗)」


もう、宮澤先輩はすぐ人をからかう癖があるから困る(汗)

でも、なるべくテレビの光が届かないように
一番奥に布団を二つ引っ張って行き
引っ付けるようにして置いた

「陽菜ちゃんは小さい音でも起きれる方?」

「目覚ましですか?」

「そう」

「ちょっと無理かもです(汗)」

「私大丈夫だから起こしてあげるね
だから目覚まし掛けなくていいよ」

「でも(汗)」

「あの三人起こしたら可哀想でしょ」

そっか・・・そうだよね
確か大阪の時も早起きで
いつ起きたのか気が付かなかったもん

「はい、お願いします」

あぁ・・・でもまた寝顔見られちゃうのかな(汗)

「そうだ、優子」

「ヒャウ!?」

「びっくりするなぁ、何その返事(笑)」

「きゅ、急に話しかけるからだろ(汗)」

「急にって・・・まあいいや
明日の朝食はどうするの」

「私達二人だけ先に用意して下さることになってます
皆さんは9時半でお願いしてるので
ゆっくり寝てて下さい」

「さすが陽菜ちゃん、ばっちりだね」

「それは帰って来た時にゆう・・・
「当たり前じゃん、
うちのマネージャーをバカにしないで貰えるかな(-∀-`) 」

「なんで優子がドヤ顔なんだよ
陽菜ちゃんはみんなのマネージャー」

「わ、わかってるよ(汗)」


優子先輩が全部指示して下さったから出来たのに・・・


「あしたビデオ忘れず持ってきてよ」

「任せな佐江♪」

「佐江が一番心配なんだよなー
さや姉たのむよ」

「任せとき、全部チェックしてから車に乗せるから」

「子供じゃねえよ(怒)
優子のほうが子供みたいに小さいだろ」

「身長のことを言うな(怒)」

「優子ちゃんやめときって(汗)」

「うるせえ、さや姉だって小さいって言われたらムカつくだろ」

「悔しかったら才加より大きくなってみろよーだ」

「さ、さ、才加は関係ないだろ(怒)
ただのデカイゴリラじゃねえか」

「関係ないのに巻き込まれた感ハンパねぇ〜」

「うっせえ、ウホウホ言ってんじゃねえ(怒)」

「このやろー黙ってたら良い気になりやがって(怒)」

「何喧嘩してんねん、はよ寝やな明日に差し支えんで」


必死に収めようとしてる山本先輩

どうしようん、なんでいきなり喧嘩始めちゃったの(汗)


ジリジリ詰め寄っていく三人


山本先輩が私の横にそっと寄ってきて

「小嶋さんが止めやな収まれへんわ
優子ちゃんを止めてーや」

「どうすれば良いんですか(汗)」

「優子ちゃんやめてーとか叫んでみたら」

「そ、そ、そんなこと言えません(汗)」

「つかみ合いの喧嘩になって怪我したら大変やで」


「・・・優子先輩止めてください・・・」

「ほら聞こえてへんて」

あぁぁ・・・もう・・・


「優子ちゃん!!止めて!」


「ゆう・・・子ちゃん?(-∀-`)」

動きが止まりゆっくり振り返る顔が・・・

「やばっ、優子ちゃんだってさ、優子ちゃーん♪」

「佐江が言うな」

「怒っちゃやーよ」


「もう寝ますおやすみなさい(汗)」


恥ずかしくてすぐ布団に潜り込んだ


「私も寝よーと♪みんなおやす〜(-∀-`)」

「おやすみ」


もう、そんなすぐ収まるんだったら
もっと早く仲良くなってよね(汗)





先輩 39



「結構時間かかっちゃいましたね」

「みんな少しでも速くしようと必死だったからね
でもこれで楽しみになったよ」

「絶対優勝できますよ」

「本当に高校最後の最後だから優勝したい(-∀-`)」

高校最後・・・・・

「にゃんにゃん?」

「出来ます!優子先輩なら出来ます」

「ありがとう」


スタンドにあがりいい席を探していたら

「小嶋さん」

「お疲れ様でした(бвб) 」

「遊んでたのに疲れてないよ(笑)」

「あ・・・(汗)」


先輩たちと合流

「優子もう行ったの?」

「はい、もうすぐ出てこられると思います」

「第三走者だったらここがいいかな」

「そうですね」

一番前の席を四人分取って待機していると
出てきてきょろきょろとたぶん私達を探している優子先輩

「優子!」

「お、来てるじゃん
遊ぶの楽しすぎて忘れてるのかと思った」

「んなわけないでしょ(笑)頑張れよ」


返事の替わりに親指を立てて見せる先輩


うん、かっこいい(бвб) 


始まった予選

第一走者の人スタートが上手じゃない・・・
優子先輩の方が速いと思う

3位のまま、渡されたバトン

優子先輩・・・・・

ぐんぐん追いついて行って
殆ど同時に最終走者へ


なんとかトップでテープを切った

「危なかったよね(汗)」

「優子ちゃんが追い付けへんかったら
負けてたで」

「明日の準決勝ヤバいかもな」


口々に話す先輩たち

決勝まで残って欲しい
でもこればっかりは一人の力じゃないから無理なのかな・・・


その日の夕食


クラブに関係なくなるととたんに優しく
更に面白くなる三年生の先輩方

何事にもゆっくりな陽菜は
速いテンポに少しだけついて行けない(汗)


皆が居た時は一部屋学生だけだったけど
五人になった今日は大広間の一角で
他の宿泊者の方達と一緒に食べている


「ご飯美味しすぎて何杯でも行けそう(-∀-`)」

「優子は明日も走るんだから程々にしとけよ」

「陽菜ちゃんが言ってくれたから
お漬物も大量♪」

「そうなの?」

「今日も朝行く前におにぎりとお漬物
持たせてくれたんだよねぇ」

「あぁーずるい、佐江も食べたかった」

「遊びに行った奴らにはありませーん」

「太ってしまえ」

「・・・・・(бвб)」

「あ、違う(汗)陽菜ちゃんに言ったんじゃないからね」

「こら、何勝手に陽菜ちゃんて呼んでるんだよ(怒)」

「優子だって呼んでるんだから良いだろ」

「私はちゃんと断って呼んでるんだから良いんだよ」

「いいよね、陽菜ちゃん♪」


ここで断るのもおかしいから頷くと


「ほらー、それにもう引退だしいいじゃんね」

「はい」


優子先輩をちらっと見ると少し拗ねてるように見えた


それから部屋に戻り

「お風呂行こうぜ」


どうしよう、一緒に入るだなんて・・・・ムリ

「私は寝る前に行きます」

「なんで?みんなで行こうよ
今日はマネージャーとか関係ないし、無礼講だよ(-∀-`)」

「無礼講って騒ぐわけじゃないんだから(笑)」

「小嶋さん今日は先輩とか後輩関係ないから」

「・・・はい」


これ以上断るのも変だから
なるべく端で目立たないように・・・・

そう思っていたのに


「私陽菜ちゃんの横(-∀-`)」

「佐江その横」

何故か全員並んで座ってる(汗)


もっとダイエット頑張っておけばよかった(涙)


その後五人で露天風呂へ


「はぁー気持ちいいよねぇ(-∀-`)」

「この大会で最後だなんて悲しいな」

「引退旅行は温泉地にしようよ」

「卒業旅行の間違いやろ」

「え?引退旅行も有るでしょ」

「そんなの聞いたこと無い」

「うそ、有るよね陽菜ちゃん」

「あぁ・・・・知りません(汗)」

「ほーら、佐江はもっと勉強しないと(笑)」

「今佐江が発明したんだから良いんだよ」

「発明って(笑)」


どこに居ても笑いが耐えない先輩たち

「そろそろ出ようか」


そう言うと同時にザバーと立ち上がる四人(汗)


「あれ?まだ入ってるの?」

「も、もう少しだけ浸かってから上がります」

「のぼせないようにね(-∀-`)」

「はい(бвб)」


みんな、筋肉質な体、なのに
優子先輩と山本先輩は胸も大きくて・・・

そんな方達と一緒に立ち上がれないよ(汗)

ずっと浸かってたらのぼせちゃうから
先輩たちが出たのを確認して立ち上がり岩場に腰掛ける

「ふぅ〜・・・・」

この思い出を忘れないように毎日思い出して
先輩たち(優子先輩)が居なくなってからも頑張ろう

優子先輩が居なくなったらやめようだなんて陽菜がバカだった
大好きな同期を見捨てることのなるのにね

そして後輩が入って来たら
先輩たちのように時には厳しく
でも優しい先輩になろう


そう心に誓った




またまたわがままな女神 13

次の日、仲良く朝食をとる二人が居た


「何もなくてよかった(-∀-`)」

「あの麻里子の押しをかわせるなんて
ある意味すごい子だよね」


昨日の夕方
本当にすぐしようとするこじぱに

あっちゃんと話したことを言うと

「あの日、本当に襲うつもりだったらしいんだけど
それに気づいて先輩を呼んじゃうなんてすごいいい感してる
で、お酒で酔わせて二人を帰して二人だけになろうとしたのに
お酒よりも食欲で、先に彩が潰れて仕方なくベットに寝かせ
梅ちゃんと飲みあいっこしてる間に彩の隣に入って
あっちゃん寝ちゃったから
下に布団を敷いて梅ちゃんと寝たらしい(笑)」

「すごいよね、私なんて何度危なかったことか(;´-∀-)」

「そうだよ、陽菜が居なかったら絶対にヤラレてたんだからね!」

「反省してます」

「なんか話してたらおなかすいてきちゃったし
ヤル気もなくなったから先にご飯食べに行こ」

「うん、で、お風呂も早く入ろ」

「そうだね、それから・・・」

よし、この調子で

「でね、今日サッカーあるでしょ?」

「そうだった」

「一緒に応援しようね(-∀-`)」

「優ちゃんと陽菜が応援したら絶対に勝つから仕方ないか・・・」


よーし、今日は大人しく寝てくれそうだぞ♪

なーんて考えは甘くて
ロスタイムで点を取り勝利したものだから
興奮していつもよりノリノリで襲われ
すごい勢でヤラれたのは忘れたい出来事(涙)


「この部屋いいよね
少々声出しても隣がないから気にしなくていいし
上も部屋じゃないから聞こえるとしたら
外だけだよね」

「廊下も響くから(汗)」

「テレビの音量上げて思いっきりやってみる?」

「あれ以上思いっきりってどういうの?
私壊れちゃうよ(;´-∀-)」

「まだ半分ほどしか攻めてないよ(бвб)」

「嘘でしょ(;´-∀-)」

「じゃー明日ホテル行く?
全力出すために陽菜会社休んで
体力温存しておくから」

「だ、ダメだよ(;´-∀-)
そんなことで会社は休んだらダメです!」

「そんなことじゃないじゃん
愛情を確かめるのに凄く大切なことじゃん」

「そ、そうだけど・・・・
えーと、言葉で表現するのも凄く大切だと思うんだ
好きって言い合ってキスだけとか憧れるなぁー」

「・・・・・」

お、考えてるぞ、このまま上手くいけば回避できそう(;´-∀-)

「陽菜は両方がいい(бвб)」


そうですよね・・・小嶋さんだもんね(涙)


「やっぱりさ、社会人になったんだからちゃんと仕事して
休みの日に行こう」

「わかった」


あれ?すごく素直だぞ


「その代わり陽菜が全部決めるから」

「全部?」

「ホテルとか部屋とか」

「任せていいの?出来るの?」

「むぅ・・・予約ぐらい出来るし」


だよね、社会人だから教育受けたりするよね

「じゃーお願いします(-∀-`)」

「任せて(бвб)」


それから何処にしようかなーてスマホをいじり始めたこじぱ


少しずつ常識人になっていってくれてるのが嬉しい(-∀-`)


こんばんは(-∀-`)

今日は22日(бвб)

にゃんにゃんの日ですね

ということで拍手文と過去拍手分も更新しました

良かったらポチッとして見てください



各地大雪が降ってますが
皆さんの地域は大丈夫ですか?


大阪は雨しか降ってません

優ちゃんの留学先も雪が降ってるんだろうなぁー


リクアワも殆ど知らない曲で知らないメンバー・・・・
もう、グループの催しは後で見るくらいかなぁー

OGが出ないコンサートに行きたいのは
みーちゃんの卒コンとさや姉の卒コンぐらいかなぁー


皆さんは新しい推し見つけましたか?




ぷーな
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