公演当日の朝空港へ二人を迎えに
優陽を抱かえながら手を振る
「麻里子!あっちゃん!」
「にゃろー・にゃんにゃん!」
「元気だった?」
「元気だったよー・・・て、その子誰?ベビーシッターでもしてるの ?」
「優陽、こんにちはして」
「んちは」
頭をペコリとさげる
「・・・まさかねぇ(汗)」 「・・・そうだよねぇ(汗)」
「ゆっぴーもにゃろも女だったよね・・・?」
「あたり前じゃんお風呂も一緒に入ってたでしょ(笑) 」
「性転換でもした?それでも生まれないか・・・ 」
「でもこの笑窪優子にそっくりだし目元はにゃんにゃんに似てるよね 」
「だって二人の子供だもん(бвб) 」
「「ええぇぇっ!!」」
「ど、どうやったの?」
「とりあえず車に乗って煩すぎて恥ずかしいから(汗) 」
優陽をチャイルドシートに座らせて家に向かいながら
二人に説明をした
「そうか!その手があったか、にゃろかしこいじゃん 」
「だって優ちゃんに家族を作ってあげたかったし
陽菜が産みたかったんだけどそしたら優ちゃんの血が入んないし・・・
どうしても優ちゃんが産むしかなくて・・・」
「ゆっぴー凄いよ!全然知らなかった
日本には一切情報が来てないよ、よくバレなかったね」
「凄く慎重にしたし、知ってるのは陽菜の家族だけ、
ママたちもこっちに逢いに来るからばれない」
「日本だとさ、面白おかしく書かれて潰されるのに
さすがアメリカだよね!」
「こっちでは結構普通だからね」
「篠田達もさアメリカに住もうか!?」
「麻里子?」
「日本に帰ったらさもう一度ちゃんとプロポーズするから考えといて」
「わー麻里ちゃんいきなりの告白」
「こっちだと何も気にする事くし、堂々と手をつないで歩けるし」
「そうだよ、街中でキスしてたって誰も気にしないんだから 」
「にゃんにゃん達してるんだ 」
「だって陽菜が抑えられなくなるからつい・・・ 」
「だいたーん 」
「可愛い優ちゃんが悪いんだもん 」
「子供のママなのに?」
「子供が二人いるみたいで可愛いんだ 」
「旦那は大変だね 」
「そうだよ、こっちでも男女くべつなくプリティーなんて抱きつかれてるし
キスは挨拶だからすぐされてるし・・・陽菜気が気じゃないんだから 」
「ゆっぴーこっちでは小ささが目立って可愛いから仕方ないよ」
「そうなの、陽菜みたいな人は沢山いるけど
優ちゃんみたいに小さくてグラマーはなかなかいないから大変」
「こっちでも人気出るんじゃないの?」
「そうだといいんだけど・・・」