いつまでもいつでも

陽菜


麻里ちゃんと順番にお風呂に入りリビングでAKB時代の苦労した話とか

有名になったらなったで困った話とか昔話に夢中になってると

優ちゃんが隣で舟を漕ぎだした

「ベットで寝る？」

「にゃんにゃんのそばがいい！」

と言って抱きついてきた

ソファーにもたれ膝に座らせる、胸に顔を埋めると数分もしないうちに

スースー言い出した

「その姿懐かし」(*｀ω´)

「本当だ楽屋で良く見たよね」

「ゆっぴー変わってないね」

「ママになっても子供のままかなー(бвб)」

「にゃんにゃん大変じゃないの？」

「陽菜はこの優ちゃんが好きだし、二人の為に優陽を産んでくれた
優ちゃんにはいくら感謝してもしきれないから
一生大切にしたいって思ってる」

「嫌になることないの？」

「そりゃー喧嘩もするけど、そんな時優陽が凄く悲しそうな顔を
するんだよね、途端に二人とも謝ってるし(笑)」

「そっかー子供って凄いね」

「あっちゃんはまだ若いんだしすぐ答えを出さなくてもいいんじゃない？
まだ結婚もしてないんだし、ね！麻里ちゃん 」

「うわー痛いところ疲れた・・・ニャロははっきり言うからね」

「麻里ちゃんは年寄りなんだから早くしないと振られるよ 」

「篠田は誰よりも精神年齢が若いからいいの 」

「そこは治してもらわなきゃだよね 」

「えー敦子は嫌なの？ 」

「夫になる人が精神年齢低かったらいやだな」

「篠田は主夫になるからいいの、ご飯作るのも掃除するのも篠田なんだから！」

「ひどーい！私だってご飯ぐらい作れるもん 」

「敦子が作ると凄い量になるからダメ！ 」

「だっていろいろ食べたいじゃん 」

「あっちゃん相変わらず食べてるんだね(笑) 」

「太らないのが不思議、篠田なんか油断したらすぐ太っちゃうからね」

「陽菜もー、だから羨ましい」

「優子はまた痩せてるんじゃないの？」

「そうなの、舞台が始まると集中しすぎてご飯食べるの忘れちゃうみたいで
陽菜がいる時は食べさせるんだけどいないと平気で1日ぬいちゃうから困る 」

「やっぱり世話の焼ける子供だね(笑) 」

「そうだね、寝てる姿も子供だもん(笑) 」

「たしかに(бвб) 」

みんな優しい目で優ちゃんを見てる

「そろそろ寝る？」

「そうだね、ゆっぴー運ぼうか？」

「ありがとう、いつもの事だから大丈夫」

「そう、おやすみ」

「おやすみ」

軽くなった優ちゃんを抱えてベットに下す

「んん・・・・はる・な？」

「もう寝るから、寝てていいよ 」

「うん・・・・ありが・・・・」

はや！もう寝てる(笑)

「明日も頑張ってね」

おでこにキスをして抱きしめて眠りについた

陽菜

陽菜の事を好きって言う優ちゃん(бвб)　

でも・・・小嶋先輩！とか先輩！
て言われると心が遠い気がして嫌だ(怒)

「陽菜って言って！」

と言うと眉毛をハの字にして困った顔をする・・・

何で困るの？陽菜って言うくらい簡単じゃん

言わないとしてあげないって言うと
さらに眉毛を下げて黙り込んじゃった・・

「・・・もういい(怒)陽菜帰る！」

体を離してベットから降りようとしたら腕を掴まれて・・・

振り返ると目に涙を浮かべて今にも泣きそうな優ちゃんが

「小嶋先輩は私の事どう思ってるんですか(涙)」

むう・・・やっぱり小嶋先輩って言ってるし・・・

「可愛くて丁度いい抱き枕(бвб)　・・・かな？」

「好きじゃないんですね・・」

そう言って俯くと涙がベットに零れ落ちた

あーあ・・・泣いちゃったし・・・(汗)

「でも嫌いな子とこんなことしないよ」

「私ばっかり好きで・・・一人でドキドキして・・・・
初めては両想いが良かったけど、ウッ・・・ッ
でも、小嶋先輩にならって思って、ヒクッ！
やっぱりいざとなったら好きになってもらいたくて、ヒクッ！
でも、一度も好きって言ってくれないし・・・うぐっ(泣)」

陽菜、好きっていってなかったっかな(汗)

しかたないなー(бвб)　

ギュッーて抱きしめてあげて耳元で

「優ちゃんが好き♪」

そう言って唇にチュッてしてあげると
大きく目を見開いて驚き顔の優ちゃん・・・

言って欲しいっていうから言ってあげたのになんで驚くかなぁ・・・

いきなり陽菜の胸に顔を埋めてわんわん泣き出すし・・・(汗)

背中をポンポンしてあげながら泣き止むのを待ってるんだけど・・・

お母さんになったみたいで甘い雰囲気が台無しじゃん・・・

時間もないし今日はこれ以上無理かなー・・・

はあ・・・またお預けかー・・・

「優ちゃん帰ろっか」

「うう・・・すいませんでした(涙)」

「でも、これからは陽菜って呼ぶ事！これは命令だから(бвб)　」

「そんなー・・・(汗)」

「はい、呼んでみて！」

「はる・・・・・・・ﾅ・・・・」

「はるじゃなーい(怒)」

「小嶋さん・・・」

「だめー///」

「・・・・こ・じ・・・ぱ、じゃダメですか(汗)」

「なにそれー(бвб)　」

「こじまはるなさんだから・・・こじ・ぱ」

「むぅ・・・しかたないなー、それでいいよ」

二人でシャワーをさっと浴びて寮にもどった