敦子

優子が廊下をトボトボ歩いてる

土曜日、寮に居るのは珍しいけど
一人で食堂に来るのはもっと珍しい

いつも小嶋先輩か篠田先輩がいるのに・・・

久しぶりに三人で食事をして話が盛り上がっていると
小嶋先輩が入ってきてこっちをちらっと見たと思ったけど
何事もなかったかのように三人で座り
篠田先輩に食事を持ってきてもらってる(笑)

優子は眉毛をハの字にして俯いてるから食堂を出て
何かあったのか聞くと、明らかに動揺してる優子

お風呂も三人で入ったんだけど・・・・・

本人は全く気付いてないみたいなんだけど(汗)

鎖骨の下とか首の根元とか胸の下あたり・・・あちこちに痣が・・・
あれってキスマークだよね(汗)

「あれっ?優子蚊にかまれてるやん(笑)」

「えっ!?どこ(汗)」

「ここと、ここと・・・どっかぶつけたんか?あっちこっちあるで?」

慌てて鏡を見る優子、みるみる顔が赤くなる(笑)

「どうしたんや?なんか病気か?」

「たかみなー!
上がったらジュース飲みたいから買ってきてよ」

「えーいややわ(怒)」

「ハアッ!?」

「行ってきます・・・」

とりあえず話は逸らしたけど、優子に男?

ううん、ほとんどバイトで休みの日は先輩たちといるみたいだし・・

まさか小嶋先輩?・・・にしては冷たい態度だったよね・・・

篠田先輩?は、あり得そう(笑)いつもゆっぴー!なんて
変なあだ名で呼んでるし(笑)みんなに馴れ馴れしいし(笑)

秋元先輩・・・・ブルブル(汗)あり得ないか(笑)

でも優子がね〜・・・一番奥手っぽかったのに・・・

問い詰めなくっちゃ(笑)