すぐアッちゃんを呼び出して二人でマリコに
テレパシーを送る

一人じゃ遠くに送るのは無理だけど
二人だと結構遠くまで届くからね

それから一時間後
あのマリコが髪を振り乱し汗をかきながら現れた

全力で来てくれたんだ・・・有難う・・でも言わない(бвб) 

「どう言う事?ゆっぴー妊娠したの?」

「わかんない、朝は人間だったからまだしてないって事でしょ」

「ハルナ・・・・もしかして知らないの?」

「何が(бвб) ?」

「ハーフは安定期に入るまで人間のままだって言う事(汗)」

「うそ・・・そんなの知らない!聞いてない(怒)」

「いや、学校で習ったでしょ・・・」

「ハルナの学年は教えて貰ってない!」

「ニャンニャン寝てたんじゃないの?」

「うう・・・だってその授業朝一で
眠かったんだもん・・・」

「ゆっぴー妊娠したんだよ
それを白が嗅ぎ付けてつれて行かれたのかも」

「どうしよう、ハルナの優子と赤ちゃんが(涙)」

「まだ人間のままだから白の所にも連れて行けないはず」

「でも、優ちゃんの匂いしないもん」

「きっとここから遠く離れた場所
匂いの届かない場所に連れて行かれたんだよ」

「そっかマリコのいた名古屋って言う場所も
匂い届かないもんね」

「そこで安定期に入るまで隠れてるつもりなんじゃないかな」

「三人で別れて端から順番に探していく?」

「アツコ
日本と言う国は地球から見たら小さいけど
端から順番に探してたらゆっぴーがあくまに変化してしまうよ
白の国に連れて行かれたら見つけるのはゼロに等しい
それに白は三人組なんでしょ
私達一人ずつじゃ逃げられるのは目に見えてる」

「じゃーどうすればいいの諦める?」

「酷い!ハルナ一人でも探すから(怒)」

飛び立とうとすると

「待って、ニャロの鼻が利かないという事は
このあたりじゃないって事だから
ここから南か北を探せばいい
何かヒントみたいなのがあればいいんだけど・・・」

「・・・・あっ!!(бвб) 」

「なに?なんかあるの?」

「みなみが一人はコテコテの関西弁だって言ってた」

「関西って言うと名古屋よりもっと南だね
匂いが届かないのもうなずける」

「マリコ何気に地理とか人間界について凄いね」

「一応年上だからね(*`ω´) 」

「ちょくちょく人間界に遊びに来てるからだろぅ」

「ちょっ、アツコ何でそれを(汗)」

「人間界の可愛い子を頂いて来たーて毎回自慢してくるって
お姉さんがぼやいてたぞ」

「そ、それは・・・たまにしか・・・」

「ロリコンの事はどうでもいいから早く関西ってとこに行こう!」

「ニャロさん(汗)・・・
私はいいけどアツコはみなみのそばに居なくていいの?
もし妊娠してたら大変だよ」

「そうだね・・・ニャンニャンごめん」

「気にしないで、アッちゃんはみなみを守ってあげて」

「優子も大丈夫だよ、きっと取り戻せる!」

「うん・・・行って来るね」

アッちゃんに別れを告げマリコと二人で
飛び立った