いつまでもいつでも

優子

「ここ、前来た時使ってたねぐらやねん」

「有華は遊び過ぎだぞ(怒)」

「ええやん、いくら遊んでも妊娠せえへんねんから
し放題やし、記憶消したらバレへんしな(笑)」

「だからって・・・」

「あのう・・・(汗)」

「なに？」

「なんで私ここに連れてこられたんですか？」

「それはあんたが妊娠してるからや！」

「うそ・・・」

はるなの赤ちゃんが私のお腹の中に・・・(涙)
うれしい(´-∀-)

あれ？でも私あくまになってないよね？
もしかしてこの人達勘違いしてるんじゃ・・・・

「あのう・・・」

「だからなんやねんはっきり言い(怒)」

「あう・・・・すいません」

「有華は言葉きついんだから怖がらせたらかわいそうじゃん
何か聞きたいことある？」

髪の毛短い人やさしい・・・・

「私妊娠してないと思いますよ」

「何言うてんねん四週目に入っとるちゅうねん(怒)」

「でも、まだあくまになってないですよ」

「あたりまえだよ、安定期に入らないと
あくまにはならないんだよ」

「うそ・・・・」

「私達さらいはするけど嘘はつかない！」

そんな事でドヤ顔されても・・・・(汗)

「うう・・・やだ・・・はるなとの赤ちゃんなのに(涙)」

「黒より白の方がきれいだと思わない？」

容姿はあくま三人の方が綺麗だと思うけど・・・・
はるなのほうがやさしいし・・・

「産まれたらハルナのとこに返してやるからそれまで我慢しな」

「私の赤ちゃん・・・・もう・・・天使にかわっちゃってるの(汗)？」

「まだだよ、天使はね子供が出来ないから
あくまのお腹の中にある受精卵に
佐江たち天使の精子を徐々にかけて行くことによって
天使に変態するんだよ」

「あ、変態の変態じゃないからね・・・あれ？」

一人ブツブツ言いながら考えてる佐江と言う天使さん

「どうやってかけて行くんですか？」

「毎日交尾するにきまってるやん！」

交尾って・・・・はるな以外の人とするって事？

やだ、絶対ヤダ！！

「でも、私まだ何もされてないから
はるなの赤ちゃんのままって事ですよね？」

「そう言う事、でも安定期に入ってあくまになったら
天使界に連れて行ってこの三人の中の一人の家に行き
産まれるまでその領域から出られないから
一応誰がいいか意見は聞いてあげる」

安定期までここにいるのかな・・・
確か4・5ヶ月が安定期だからその間に
きっとはるなが見つけてくれるだろうし
隙をついて逃げ出して・・・

「ムリだよ、絶対逃げれないから(笑)」

「三人で張る結界は絶対に黒には見つけることが出来ない」

「っ・・・・」

「佐江たちも心読めるから変な気は起こさない方がいいよ」

うう・・・はるなぁーはるなぁー

「向こうに行ったら黒の事なんて忘れるくらい
可愛がってやるからさ」

「有華が一番人間とやってるから
相性ええかもな」

「テクニックは佐江が一番だよ！」

「才加は・・・・ハルナより大きい自信あるぞ！」

「なんだよそれ大きけりゃいいってもんじゃないぞ(怒)」

「けっ、ふにゃふにゃのやつに言われたくない」

「一回みんな試してみたらええねん
一番しっくりくる者が連れて帰るってどうや？」

「それいいな、順番は喧嘩で」

「そんな不平等だめ！人間界のじゃんけんで決めよう」

ちょっと待って・・・うそでしょ・・・今からなの、やだ(汗)

「今はまだしないよ流産でもされたら勿体ないからね」

よかった・・・・でも・・・はるなに会いたい・・・・