俺とお前と時々親友♂ 30

峯岸

別荘!グアム!PJ!なるほど、陽菜の俺様なわけがわかった気がする

じゃー何で寝坊するの?お金持ちだと知ってた才加に聞いてみると

寝起きが悪いらしく目覚ましで起きないのはもちろん
メイドや執事が起こしに行くと
暴れだして手が付けられないらしい

なのに優子からのモーニングコールで起きるって?・・・・

ある意味恐るべし優子!

お弁当は持っていくのが邪魔くさいらしく学食かパン、
この辺は庶民感覚なのか?

なぜこの高校を選んだのかを聞くと

麻里子と才加と三人は同じ私学の中学で仲が良かったらしく
才加がバスケの強いここにすると言ったら
二人もついてきたらしい・・・お金持ちの気持ちはわからない

ちなみに才加は金持ちじゃないが裕福な部類には入るらしい

学校にはばれたら面倒だから、知ってるのは校長と教頭だけ

学生も全く知らないらしく今知った私たちを入れて10人だけってことになる

グアムかー♪ 初の海外旅行!

今度の休み女5人で水着を買いに行くことにした
優子がスクール水着しか
持ってないっていうから みんなで選んであげよう!てなって、
ついでに可愛い下着もね

私達のかわいい優子が大人になるのはちょっと複雑だけど
陽菜は意外にいいやつみたいだし・・んっ?ちょっと待てよ・・・

金持ち=家柄=許嫁=政略結婚=優子は遊んで捨てられる

だっダメじゃんか、優子がかわいそうだ

才加によくよく聞いてみると、
陽菜は次男で長男がよくできた人間で頭もよく
スポーツも万能で後継ぎとしてもう働いているらしいく
少し歳が離れてるみたいだ

甘やかされて育ってきて
何でもできる兄に嫉妬してグレて今に至る・・・・らしい

んードラマみたいな話だな・・・

だったら優子にはまだ望みはあるわけだから
しっかり応援してあげよう

もし、優子を泣かせるようなことがあれば乗り込んでいって

慰謝料をがっぽり巻き上げてあげるからね、優子!

ミーちゃんがついてるよ

俺とお前と時々親友♂ 29

麻里子

とある昼休み

「才加、バスケ部はいつから休みだ?」

「夏休みに入ってすぐぐらいから大会が始まるから、勝敗にもよるけど
8月5日ぐらいから、いつもはお盆明けぐらいまでだな!」

「ゆきりん、陸上部は?」

「うちも同じで勝てば8月10日ぐらいまであって
そこから10日間くらいはあるとおもう」


「じゃーさ、11日からニャロん家の別荘に行こう」

「「「別荘!? 」」」

「何で俺んとこの別荘なんだ、麻里ちゃんとこに行けばいいだろ 」

「「「篠田先輩も? 」」」

「ほら、篠田の所は国内だろ、ニャロのとこはグアムだしさ 」

篠田とニャロの会話を聞いて驚いている人、
キョトンとしている人、頷いている人

「ゆっぴーどうしたの?」

口を大きく開けて放心状態のゆっぴー

「陽菜と篠田先輩ってお金持ちなんですか 」

「そう僕たち、お坊ちゃまな二人だよ 知らなかったの?」

うんうんうなずく6名

「あっちゃん知ってたの? 」

「だって、麻里子ん家行った事あるから」

「ゆっぴーはニャロん家行ったことないの?」

「はい・・・誘ってくれたことないから・・・」

「ニャロ冷たーい(*`ω´)」

「麻里ちゃんうるさいし、
誘いたかったけど二人になったらさ、
ほら、なにかとやばいだろ 」

「なるほど 」   

赤くなるチビーズ

「じゃーみんな、パスポート取っといてね(*`ω´) 」

「何泊するの?」 

「適当かな?」

「えっ夏休みに行くんだったら飛行機早めに取っとかないと 」

「あっ大丈夫、PJで行くから 」 「「「PJ?? 」」」

「プライベートジェット機 」 

「・・・・はい?自家用機まであるの 」

「だ・か・ら、PJ!だって、そんなの普通だろ?」(бвб)

「いやいや、普通じゃないし・・・・ 」

「みーちゃん、貧乏くさいよ(*`ω´) 」

「私が普通なの! 」

「まあまあ、み〜ちゃん落ち着いて」

「才加は黙ってて(怒) 」

いつの間にか全員にため口になっているみーちゃん、恐るべし

俺とお前と時々親友♂ 28

陽菜

今日はグランドに行く勇気がなくて教室から練習を眺めていた

はあ・・・オレこんなにへたれだったっけ?

優子の事になるとどうも調子が狂う

ん? 優子なんだか変だな・・・

あっ怒られてるのか俯いて謝ってる・・・

あいつ誰だよ陽菜の優子に何言ってんだよ、
すげーしゅんとしてるじゃん

んっ?ゆきりんとなんか話し出した、なに話してるんだろう・・・

うおー急に元気に走り出しやがった (笑)
見てて飽きねーなー

おれ、どんだけ好きなんだよ

練習終わったみたいだから門の外で待ってよう・・・

先にゆきりんと佐江が歩いてきたから

「ゆきりん、ちょっといい?」  

「はあ? 佐江のゆきりんを誘うんじゃねえよ(怒) 」

「佐江ちゃんちょっと黙ってて 」

「ゆきりん・・・・(涙) 」

わあー情けねえ顔 (笑)

少し離れて

「さっき、優子と話してたろ・・・その・・さあ・・・
俺の事なんか言って無かったか 」

にっこり笑ったかと思うと

「大丈夫、感情に体がついて行って無いみたいだから、
気を付けてあげてね 」

「おっおう 」

「ただ、クラブに影響があるようならマ
ネージャーとして注意せざる負えないからね 」

「分かってるよ 」 

「それにしても大変だね 」

「えっ!? 」

「あのプレーボーイがね〜(笑) 」

「うっうるさい、誰にも言うなよ 」 

「はいはい、じゃーね 佐江ちゃーんお待たせ― 」

くそーこの俺様がみんなから後れを取るなんて

「はるなーお待たせ―(´-∀-) 」 

うっ可愛い

「おっおせーぞ!」 

「ごめんね、いつもの所にいないから探しちゃった」

「ほら、鞄かせよ!」 

「ありがとう 」すると優子から手を組んできて

「はるな、好き!」

何言ってんだこいつ・・・こんな所で・・・

襲いたくなるだろう、頑張れ俺の理性

必死で戦ってるのに

「私、今日のキスやばくて・・
なんかキューてしちゃってね、なんか初めての感覚に
わけわかんなくて・・・その後ちゃんと話せなくてごめんね 」

もうダメだ!急いで路地を捜してそこに連れ込んんでキスをする

屋上の時よりももっと激しくて深いキス!

甘い吐息が漏れ全身の力が抜けていく優子を支えて抱きしめる

「これが、恋人同士の本当のキスだから慣れろよ!」

「・・・う、うん・・・がんばる//」

陽菜にもたれ掛りながら腕をまわしてくるけど弱弱しくて

「大丈夫か 」 

「うん、もう大丈夫・・・」

俺が大丈夫じゃないけどな、 心の中で突っ込んでおいた

俺とお前と時々親友♂ 27

ゆきりん

練習中もうわの空で怒られてる優子ちゃん、
マネージャーとしてほっとけないよね

それに佐江ちゃんの大切な幼馴染だし・・・

お昼休みの時二人でいなくなって、帰って来たとき小嶋君もおかしかった

「なんかあった?」 

どうやらディープキスをされて感じちゃったらしい

だけど初めての経験で本人はわかって無いみたい、
病気かな?なんて・・・

ほんと可愛いんだから、女の私でも純粋な優子ちゃんを好きになっちゃう

小嶋君は慣れてるから上手いんだろうなー、
佐江ちゃんも中学の時からモテてたらしく
上手いもんなー

私だって初めてじゃなかったけど、
あんなキスは初めてで興奮しちゃったもん

うぶな優子ちゃんがあんな経験したらそりゃーボーとしちゃうよね

でも、マネージャーとして少しきつく言っておいた

そしたらいつもの優ちゃんに戻って元気に走り出したから一安心

でも、もしその先を経験しちゃったらと思うと・・・
大丈夫かな (汗)
陸上に影響が出なければいいんだけど・・・

そんな心配をしていると「ゆきりーん ! クラブ終わったよー!」

私の王子様が体育館の入り口の所から叫んでる

もう、恥ずかしいんだから、 無視しているといつまでも叫んでるから
振り向いて小さく手を振ってあげると

「愛してるよー ♪」

もう、バカなんだから

いつもの事だからみんな気にもかけずに片付けをしてるんだけど

優ちゃんだけが顔を赤くして気にしてる

もっと免疫付けないとだめかもね、小嶋君ファイト

俺とお前と時々親友♂ 26

絵文字が邪魔だとご指摘を受けました
某ブログのコピーの為そのまま絵文字も着いて来てるんですが
携帯だと化けるんですかね?
これからの分は取り除いていきますが
今までの分は申し訳ありませんがそのままにしておきます





優子

その日のクラブは身が入らなくてキャプテンに怒られた

ゆきりん先輩が心配して

「どうしたの?お昼になにかあった?」

て聞いてくれたから相談することに

「ゆきりん先輩は、キスされて・・・その・・・力が抜けてお腹のあたりが
キュウってなった事ありますか?

「優子ちゃんはそうなったの?」 

「ハイ・・・」

「もちろん小嶋君だよね」 

「はい・・・」

「小嶋君も経験豊富だしキスも上手いんじゃないかな」

も!って事は、佐江も?

「でも、何とも言えない感覚に襲われて・・・私、どこか悪いのかな(汗)」

「それは優子ちゃんも小嶋君の事が好きで
お互いに好きって気持ちが強いからじゃないかな」

「でもね、それで練習に身が入らないのであれば
付き合うのはやめた方がいいんじゃないかなー」

「えっ!それは・・・」

「これからはキスより先もあるだろうし・・・
優子ちゃんはスポーツ特待生だから
陸上がおろそかになったらいけないよね」

「・・・・はい・・・」

「恋は恋、クラブはクラブ、ちゃんとけじめをつけれるようになりなさい 」

「はい、ちゃんと切り替えて頑張ります 」

「分かればよろしい(笑) 」

笑いながら頭をくしゃって撫でてくれた

良い先輩に恵まれてるなー
あと30分クラブ頑張って

帰りは陽菜に思いっきり甘えようっと
前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2015年07月 >>
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
アーカイブ
カテゴリー