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あくまと花嫁♂ 27

人間界ではあくまと白はお互い姿を見せようと思わない限り
見つける事が出来ない

だから優ちゃんの姿と匂いだけが頼りなんだけど
結界の中に入れられてるとどうすることも出来ない

「どうやったら破れるかな」

「結界の中に白が一人しかいなければ
三人の力でぶつかれば破る事が出来るかもしれないけど
もし三人中に居たら私達が大けがをするから気を付けないと」

「居るかいないかわかんないじゃん(怒)」

「感を働かせるしかないかな(汗)」

「結局ニャンニャンのカンだよりかよぅ(怒)」

「ニャロのカンは結構当たるからさ、
今はどう思う?」

「三人ともいる気がする(бвб) 」

「夜まで待つしかないか・・・
あいつら遊び好きだから絶対一人はいなくなると思う」

「やだ、優子があそこにいるのがわかってるのに
もう待てない!」

その時

クン!?

「優子の匂い!!」

その方向を見ていると優子が飛び出して来た

「願ってもないチャンス!行くよ(*`ω´) 」

きっと誰かが抱えてるはずだから
優子めがけて突進する


ドン!!

「イッテ!?なんだ??」

この声は・・・才加

「優子を返して(怒)」

「なっ!?その声はハルナ(汗)」

二人のやり取りを聞きつけ全員姿を現した

「うわっ!?三人いるじゃんやばいって(汗)」

「こっちも三人やねんから負けへん」

才加に抱えられている優子の腰に手を回し引っ張るけど
才加もなかなか手を離さない

「にゃんにゃん(泣)」

「優子!」

引っ張り合いをしていると

「痛い(汗)」

優子が叫ぶからつい力を緩めてしまったら・・・

「ふっ・・・甘いなハルナ(笑)」

一瞬の隙に奪われ陽菜の手からいなくなってしまった

逃げる才加

「っ・・・待って!」

才加を追いかけようとすると

「だめぇーここからは通さないよ」

「ニャンニャン佐江は私に任せて!」

「アッちゃんありがとう!」

かわして進もうとすると

「はいストープ!優子は私らのもんやで」

「違う!ハルナの優ちゃんだから(怒)」

「ニャロここは私が(*`ω´)」

「マリコ任せた」

二人に任せ才加を追いかけた





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