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ファミリー  44




「ただいまー(´-∀-)」

「パパお帰り!」

いつも一番に走ってくるのは才加
その後ろから口を尖らせて怒りながら走ってくるのが陽菜

「才加いつもずるい、陽菜が先に言いたいのに」

言い合いをしてる二人の間をすり抜け
抱きついてくるのが末っ子のみなみ

「おかーり」

その後ろから・・・・来ないか(笑)

みなみを抱き上げ二人を引き連れリビングに入ると

「おかえ・・・・あれ?ゆっぴーどこ(笑)」

「麻里ちゃん・・・」

「アハハハ(*`ω´)お帰り、早く着替えてきてご飯出来てるよ」

「おう」

「さあみんな椅子に座って」

「「ハーイ!」」

五人で囲む食卓、うん、まさに理想の家族だぜ(´-∀-)

「ねえパパ(бвб)」

「にゃんにゃんどうした?」

「赤ちゃん来るんだって(бвб)」

「ぶっ 」

「わぁー汚ーい 」

「まっ、麻里ちゃん 」

「うーん・・・間違っては無いかな(*`ω´)」

「おれドジったのか 」

「ゆっぴーはドジってないよ 」

「・・・・・へぇ 俺じゃない?だっ誰の子どもなんだよ 」

「ゆっぴー・・・それ以上言ったら離婚ね」

「りこん(бвб)・・・才加りこんて何?」

「果物かな?リンゴの友達?」

「みなみ、りこんしゅきー あちゅにあげる 」

「ママ、陽菜もりこん欲しい(бвб)」

「貰ってどうするの?」

「パパにあげるの(бвб)」

「アハハそれいいね、ママと陽菜からパパにあげようか 」

「うん 」

「ちょっと待った― なんで赤ちゃんの話から
離婚の話になってるんだよ
俺はそんなもの絶対に受け取らないからな 」

俺の叫びは無視されて盛り上がる食卓

「あっちゃんいいなー陽菜も妹欲しいな(бвб)」

「弟かもしれないだろ?」

「絶対に妹だもん 」

「弟!」

「ハイハイその話はもうおしまい早くご飯食べなさい」

・・・・・・

麻里子の耳元で「もしかしてゆきりん?」

「あたり前でしょ(*`ω´)」

そうだよな、よかった(´-∀-)

子供たちが寝てから詳しい事を聞くと
どうやら軽井沢で仕込んだらしい・・・

「そっかー佐江も二児のパパになるのか(-∀-`)
俺は4人のパパでも・・・嘘です・・・すいませんでした 」

麻里ちゃんにひと睨みされ
蛇に睨まれたカエルの気持ちが分かった気がした

ファミリー  43

久しぶりにゆっくりショッピングが出来て大満足

ゆきりんありがとね(*`ω´) 

お昼はポテトやナゲットの冷凍食品を買って
途中のピザ屋さんでピザをテイクアウト

ある程度用意をして二人をバスまで迎えに行く

「みなみは(бвб) 」

「あっちゃんと遊んでるよ
お昼うちで食べるから、才加ゆきりんたちを呼んできて」

「はーい

「陽菜も行く(бвб) 」

二人で走って行くのを見送り
私は一足先に帰ってポテトを揚げる

「ただいまー

「お邪魔します」

「みんな手を洗ってから入ってきてね」

「「ハーイ」」

珍しく一番に入ってきた陽菜が私の服を引っ張っる

「どうしたの?」

「陽菜のうちには赤ちゃん来ないの?」

「えっ?」

「あっちゃんのお家には来るんだって」

「そっかー(*`ω´) うちにはみなみが来たでしょ」

「もう、赤ちゃんじゃないもん 」

「うちにはもう来ないかなー・・・
もし来たら陽菜のパパ取られちゃうかもよ(*`ω´) 」

「・・・・・陽菜赤ちゃんいらない(бвб) 」

「アハハハ(*`ω´) 」

「にぎやかですね?」

「ゆきりんおめでとう 」

「うわぁ もうばれちゃってます」

「良かったじゃん、何か月?」

「三か月です」

「あれぇー・・・もしかして軽井沢?」

「あぁーもう、言わないで下さいよ
麻里子さんの所は大丈夫だったんですか?」

「うちは三人いるからね、出来ないように気を付けたから(笑)」

「いつもは敦子が一緒に寝てるでしょ
あの日は佐江ちゃん張り切っちゃって
大変だったんですから 」

「うちもだよ、あの瞳とハの字眉でお願いされると弱くってさ 」

「あーなんかわかりますキラキラしてますもんね」

「そうなの、それですぐ許しちゃう私って
ゆっぴーに甘いと思うんだよね」

「普段は結構Sですよね(笑)」

「そうそう、昔の血が騒いじゃって」

「昔?」

「あっ何でもないよ 佐江ちゃんも甘えたそうだよね」

「そうなんですよ、甘えながらかっこいい事言うから
困っちゃうんです(汗)」

「ゆきりんメロメロ?」

「麻里子さんだって 」

「あの二人って全然違うのになんか似てるよね」

「そうですよねカッコ可愛いて言うやつですか?」

「そうそう、うちは小さくて可愛いんだけどね」

「惚気ご馳走様です」

「ママもう食べていいの?あっちゃん半分以上食べちゃった」

「あわわ ごめんなさい、こら敦子まだ駄目じゃないの」

「いいよ、たくさん買ってきたから食べて」

優が返ってきたら報告しなくちゃ(*`ω´) 


あくまと花嫁♂ 30

やっと優子があくまになった

早く家に連れて帰って結界を張りたいのに
試験が終わるまで待ってくれって・・・

あと少しの辛抱かぁ〜・・・・・

せっかくあくまになったのに相変わらず
人間の時と同じことをしてる優子

21年間人間だったんだからなかなか変えられないんだって

「ねえ、大学もうすぐお休みでしょ?
その間ハルナの家に帰ろうよ(бвб)」

「休み明けたら試験があるから勉強しなきゃダメなんだけど・・・(汗)」

「持って行けばいいじゃん」

「テーブルとかあるの?」

「あるわけないし」

「じゃー出来ないよ(汗)」

「全部持って行けばいいじゃん(бвб)」

「大きすぎて無理だよ(汗)」

「こうすれば大丈夫(бвб)」

テーブルをトンと叩いて手の中に入るくらい小さくすると

「凄い!!これだったら全部持って行けるよ」

目をまん丸くして驚く優子

「全部はいらない(бвб)」

「ベットは?向こうにベットあるの?」

「あるわけないじゃん、ハルナここにきて
初めて横になって寝たんだから
あくまは座ったままで寝るんだよ」

「私はずっとベットだったから・・・・ダメかな(汗)」

「ハルナもベットと布団になれちゃって気持ちいいなって
思ってたから持って行っていいよ」

二つを小さくして勉強道具も鞄に入れそれを持ちつっ立ってる優子

「何してるの?」

「え?連れて行ってくれないの?」

「優ちゃんはもう、あくまになったんだから自分で飛んでよ」

「どうやって?」

「翼出せばいいじゃん」

「どうやって?」

「どうやってって・・・・・・えい!て思うの(бвб)」

「えい!」

「・・・・・・・・(бвб)」

「えいっ!!」

「・・・(бвб)」

「生えないよぉー(汗)」

「おかしいなぁー・・・ママに教えてもらう」

優子を抱き上げあくま界へと飛び立った
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