優子

「人間にこの場所はひどすぎないか(汗)」

「ここが一番ばれにくいし結界も張りやすいんや」

「優子に布団と食べ物がいるぞ」

「そうやな・・・盗んでくるか」

「盗むって・・・(汗)
天使がそんな事していいんですか」

「人間の天使のイメージてめんどくさいよね
全部想像の世界じゃん記憶消してるんだから
知ってるわけないし、佐江達が本当の天使だっチューの!」

「まあまあ、ええイメージの方が遊んでる時に
バレてもやりやすいやん
まあ、最後には全部忘れることになるんやけどな」

「有華は食べ物調達してきてよ
佐江は布団取ってくるから」

「わかった、才加は見張りな
抜け駆けすんじゃねえぞ」

「有華と一緒にすんなよな(怒)」

有華と佐江って言う天使は翼を羽ばたかせ出て行った」

「怖がらせて悪かったな」

「・・・・・」

返事をしないで黙っていると

「何故か才加達天使は子供が出来ないんだ
まあ女性種がいないって言うのが大きな原因なんだけど
人間とさえ出来ないからな・・・・」

「・・・・・・」

「大昔には女性種もいたらしいんだが
天使が増えすぎて黒を滅ぼしかけたんだって
学校で教わった」

「もし産まれた赤ちゃんが女の子だったらどうなるの?」

「天使の子を妊娠することは出来ない
もちろん黒の子を宿すこともできない」

「じゃー・・・・」

「ただし人間の子を宿すことは出来るから
女性種は人間になって早い一生を終える」

「じゃーさ、人間になった天使とあくまが
恋におちたらどうなるの?」

「・・・・・そんな事考えたこともなかった・・・
優子って賢いんだな」

「あり得る話でしょ」

「たしかに・・・でも人間になった天使は
普通の人間になるんだから何も変わりないと思う」

「ふーん・・・・」

大きい天使に天使の事を色々教わってる間に
二人が帰ってきた

「オイヨイヨイ、ちゃっかり抜け駆けして
仲良くなってるじゃんか(怒)」

「有華らだけ働かせてお前はなにやってんねん(怒)」

「ち、違うって(汗)質問してくるから
それに答えてただけだから(汗)」

この三人て仲がいいのか悪いのかわかんないや・・・(笑)

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