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ファミリー  42

「いってらったーい 」

「行ってきまーす!」

最近お姉ちゃんたちが幼稚園に行くときに
泣かなくなったみなみ

子供って日々成長してるんだなーなんてしみじみ(*`ω´) 

「さあ、お家に帰ろうね」

「うん」

手をつないで家へと帰る

「こらこらそっちじゃないでしょ 」

「あちゅのとこ行く!」

「今日は約束してないしママと、お買い物に行こうね」

「やぁー!あちゅとあちたねぇ、ちた」

「お姉ちゃんたちが帰ってきたらお家に呼ぼうね」

「いまいくのー 」

もう、困ったなー・・・

「あちゅー!!あちゅー!!」

「こら、大きな声出さない(怒)」

「あちゅぅー・・・うわぁぁぁーん///」

「みにゃみぃー?」

声の方を見るとゆきりんがあっちゃんを抱いて玄関から出て来た

「おはようございます」

「おはよう(*`ω´) 」

「敦子がみなみが呼んでるのーて言うから
出て来たらほんとにいたからビックリしましたよ
なんで泣いてるんですか?」

「あっちゃんちに行くーて聞かなくて(汗)」

「来て下さって全然かまいませんよ!」

「私、今日は買い物に行きたいんだよね 」

「みなみちゃん見てますから行ってきてください!」

「いいの?悪いね、今日幼稚園お弁当無い日だから
お昼なんか買ってくるからみんなでうちで食べよう!」

「いいんですか嬉しい 」

「じゃーみなみ、賢くしてるんだよ(*`ω´) 」

「あい 」

ゆっぴーの誕生日プレゼントを買いに行きたくて
一人でゆっくり選べるから嬉しい

ありがとうゆきりん最高のお隣さんだよ




ファミリー  41

優子


「パパ・ママ、25年間陽菜を育ててくれてありがとう。
大好きなパパ、陽菜は小さい時からパパのお嫁さんになりたかった
でも・・親子だから無理だったんだよね
いつの間にか陽菜の方が背が高くなって
高校の時は毎日駅まで送ってくれて
いつも陽菜の好きなケーキを買ってきてくれて・・・
思い出は尽きません・・・
でも陽菜は今日、やすしさんのお嫁さんになります
ごめんねパパ大好きだったよ」

「ううぅぅぅ・・・・はるな〜(泣) やだよ!誰にもやらない
中止!結婚式は中止だー 」

「ゆっぴーいい加減にしなよ(怒) 」

「やだ!嫌だ嫌だ(泣) 」

「ゆっぴー・・・・ゆっぴー////」

目を開けると目の前に麻里ちゃんの顔が・・・あれ?俺ベットに寝てる・・・

俺泣いてるし・・・

「泣きながら叫んでるからビックリするじゃん 」

「ごめん・・・夢見てたわ 」

「どんな夢?」

「陽菜が結婚してる夢・・・」

「アハハバカじゃないの、まだ幼稚園だよ 」

「いや!これは予知夢なんだ、陽菜は25歳で結婚し・・「ハイハイ、
まだ早いからもう一眠りする、起こさないでよね(*`ω´)」

「ごめん・・・・」

いつかは嫁に行っちゃうんだよな・・・ 想いでいっぱい作らなきゃ!

まずは好きなケーキ毎日だったな、さっそく明日から実行あるのみ!


「ちょっとゆっぴー、一週間毎日ケーキ買って帰って来てるけど
私達をデブらせたいわけ?」

「いつもって、言ってたから・・・」

「誰が?」

「・・・・陽菜・・・」

「陽菜が毎日食べたいって言ったの?」

「・・・えーと、夢の中の陽菜がいつもって言ったから」

「はい?まさかこの前うなされてた夢の話?」

「そうです・・」

「バカなの?」

「あれは正夢だから実行しないと嫌われちゃう」

「その前に陽菜ブクブクになっちゃうよ 」

「それは、だめ!・・・・ごめん 」

「後はどんなことするつもり」

「高校になったら毎日駅まで送る 」

「家から駅まで歩いて5分だよ 」

「でも、ほら、にゃんにゃん朝弱いから遅刻したら困るだろ 」

「その前にゆっぴーが毎日遅刻だね」

「そうでした・・・・」

「夢はゆっぴーの願望だよ!」

「そうかもしれない・・・・」

「だからケーキは週一回ね!」

「えっ?買って来ていいの」

「私も好きだからね(*`ω´)」

「アハッ(´-∀-)そうだね」

「まさか忘れてた 」

「そんなわけないだろ、麻里ちゃんの好きなケーキ
いつも入ってただろ?」

「うん、ちゃんとね 」

「一番愛してるのは麻里子だよ 」

「急にかっこよくなってずるい 」

そのまま甘い夜を過ごしたのは言うまでもない(´-∀-)

あくまと花嫁♂ 29

優子

大学で講義を受けてる時も
バイト中もずーと陽菜は隣にいてくれた

もちろん姿を消してだけどね(-∀-`)

「ごめんね退屈だよね(汗)」

「そんな事ない、いろんな表情の優ちゃんが見れて
面白いよ」

「そんなに変わる?」

「表情がコロコロ変わるから全然飽きない(бвб)」

お腹も少し大きくなってきてるしもうすぐ安定期に入るのかな・・・

世間では年の瀬でみんな忙しそうだけど
そろそろバイトやめなくちゃ・・・・

「優ちゃん優ちゃん!!」

「たかみな?慌ててどうしたの?」

「出来た!出来た!!」

「何が?レポートとか?」

「ちゃうわ!赤ちゃん出来たの!私も妊娠した!」

「うそ!?やったじゃん、おめでとう(-∀-`) 」

「ありがとう(涙)」

『あっちゃんおめでとう(бвб)」

『ニャンニャンありがとう』

『だからずっと引っ付いてたんだ』

『いつ妊娠してもいいよに見張ってただけだけどね
白にさらわれたらいやだし』

「え?ずっとそばにいたの(汗)」

『いたよー、可愛い子見てデレデレしてる時も
男の客に可愛いって言われて照れてた時もね・・・・』

「あ、あつこ・・・(汗)」

『あぁー姿消してたらわかんないもんね(бвб)』

「だ、だからたまに機嫌悪かったんか?(汗)」

『そうだよ、お仕置きしてたのもそういう時』

「アハッたかみな愛されてるね(-∀-`) 」

「お、おう(汗)」

『あれ?』

「ん?なした?」

『ニャンニャン優子…』

『うん、さっきアッちゃんが来る少し前にね』

「え?なに?私がどうかしたの(汗)」

『なんか変わったと思わない?』

「何が?全然わかんない(汗)」

『じゃーこれは?』

「ん?」

「あれ?はるなさんどっか行った?」

「何言ってんのここにいるじゃん・・・・
え?もしかしてたかみな見えて無いの?」

『そう、みなみにはハルナの姿が見えて無い(бвб)』

「私には見えてるって事は・・・もしかして・・・」

『フフッそうだよ、優ちゃんがやっとあくまになったぁー♪』

「やったーこれでやっとはるなと一緒に生きていけるんだね」

『そう言う事!さあ、ハルナの家に行こう!』

「ちょっと待って(汗)」

『・・・・今更なに(怒)』

「もう少ししたら進級試験があって受かれば4回生になれるの」

『もう、関係ないじゃん(怒)』

「でも、あくまになっても通えるよってはるなが・・・・」

『人間界で暮らすわけじゃ無いんだから卒業しても仕方ないじゃん』

「せっかく三年間頑張ってきたんだから卒業したい・・・・」

『・・・・・・・(бвб)』

「一年間休学して子供産まれたら次の年から通いたい
ダメかな・・・・?」

『いいけど・・・・優子のいない間赤ちゃんは誰が見るの?』

「毎日あるわけじゃないから少しだけはるなが・・・(汗)」

『はぁ?無理だし、ハルナミルク出ないし(怒)』

「一年後やったら高橋も生まれてるから
一緒に見といてあげる♪」

「ありがとうたかみな(つ∀-`) 」

たかみなに飛びつくとすぐ引きはがされて

『ハルナがママと見るから(怒)』

『なに抱き付かれてるんだよぅ(怒)』

「ご、ごめんて(汗)」

頭を叩かれてるたかみな・・・ごめんね(汗)

「アハッありがとうはるな!好き(-∀-`) 」

首に抱き付くと、お腹がつぶれないように
やさしく抱きしめてくれた



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