「いってらったーい 」
「行ってきまーす!」
最近お姉ちゃんたちが幼稚園に行くときに
泣かなくなったみなみ
子供って日々成長してるんだなーなんてしみじみ(*`ω´)
「さあ、お家に帰ろうね」
「うん」
手をつないで家へと帰る
「こらこらそっちじゃないでしょ 」
「あちゅのとこ行く!」
「今日は約束してないしママと、お買い物に行こうね」
「やぁー!あちゅとあちたねぇ、ちた」
「お姉ちゃんたちが帰ってきたらお家に呼ぼうね」
「いまいくのー 」
もう、困ったなー・・・
「あちゅー!!あちゅー!!」
「こら、大きな声出さない(怒)」
「あちゅぅー・・・うわぁぁぁーん///」
「みにゃみぃー?」
声の方を見るとゆきりんがあっちゃんを抱いて玄関から出て来た
「おはようございます」
「おはよう(*`ω´) 」
「敦子がみなみが呼んでるのーて言うから
出て来たらほんとにいたからビックリしましたよ
なんで泣いてるんですか?」
「あっちゃんちに行くーて聞かなくて(汗)」
「来て下さって全然かまいませんよ!」
「私、今日は買い物に行きたいんだよね 」
「みなみちゃん見てますから行ってきてください!」
「いいの?悪いね、今日幼稚園お弁当無い日だから
お昼なんか買ってくるからみんなでうちで食べよう!」
「いいんですか嬉しい 」
「じゃーみなみ、賢くしてるんだよ(*`ω´) 」
「あい 」
ゆっぴーの誕生日プレゼントを買いに行きたくて
一人でゆっくり選べるから嬉しい
ありがとうゆきりん最高のお隣さんだよ
優子
「パパ・ママ、25年間陽菜を育ててくれてありがとう。
大好きなパパ、陽菜は小さい時からパパのお嫁さんになりたかった
でも・・親子だから無理だったんだよね
いつの間にか陽菜の方が背が高くなって
高校の時は毎日駅まで送ってくれて
いつも陽菜の好きなケーキを買ってきてくれて・・・
思い出は尽きません・・・
でも陽菜は今日、やすしさんのお嫁さんになります
ごめんねパパ大好きだったよ」
「ううぅぅぅ・・・・はるな〜(泣) やだよ!誰にもやらない
中止!結婚式は中止だー 」
「ゆっぴーいい加減にしなよ(怒) 」
「やだ!嫌だ嫌だ(泣) 」
「ゆっぴー・・・・ゆっぴー////」
目を開けると目の前に麻里ちゃんの顔が・・・あれ?俺ベットに寝てる・・・
俺泣いてるし・・・
「泣きながら叫んでるからビックリするじゃん 」
「ごめん・・・夢見てたわ 」
「どんな夢?」
「陽菜が結婚してる夢・・・」
「アハハバカじゃないの、まだ幼稚園だよ 」
「いや!これは予知夢なんだ、陽菜は25歳で結婚し・・「ハイハイ、
まだ早いからもう一眠りする、起こさないでよね(*`ω´)」
「ごめん・・・・」
いつかは嫁に行っちゃうんだよな・・・ 想いでいっぱい作らなきゃ!
まずは好きなケーキ毎日だったな、さっそく明日から実行あるのみ!
「ちょっとゆっぴー、一週間毎日ケーキ買って帰って来てるけど
私達をデブらせたいわけ?」
「いつもって、言ってたから・・・」
「誰が?」
「・・・・陽菜・・・」
「陽菜が毎日食べたいって言ったの?」
「・・・えーと、夢の中の陽菜がいつもって言ったから」
「はい?まさかこの前うなされてた夢の話?」
「そうです・・」
「バカなの?」
「あれは正夢だから実行しないと嫌われちゃう」
「その前に陽菜ブクブクになっちゃうよ 」
「それは、だめ!・・・・ごめん 」
「後はどんなことするつもり」
「高校になったら毎日駅まで送る 」
「家から駅まで歩いて5分だよ 」
「でも、ほら、にゃんにゃん朝弱いから遅刻したら困るだろ 」
「その前にゆっぴーが毎日遅刻だね」
「そうでした・・・・」
「夢はゆっぴーの願望だよ!」
「そうかもしれない・・・・」
「だからケーキは週一回ね!」
「えっ?買って来ていいの」
「私も好きだからね(*`ω´)」
「アハッ(´-∀-)そうだね」
「まさか忘れてた 」
「そんなわけないだろ、麻里ちゃんの好きなケーキ
いつも入ってただろ?」
「うん、ちゃんとね 」
「一番愛してるのは麻里子だよ 」
「急にかっこよくなってずるい 」
そのまま甘い夜を過ごしたのは言うまでもない(´-∀-)
優子
大学で講義を受けてる時も
バイト中もずーと陽菜は隣にいてくれた
もちろん姿を消してだけどね(-∀-`)
「ごめんね退屈だよね(汗)」
「そんな事ない、いろんな表情の優ちゃんが見れて
面白いよ」
「そんなに変わる?」
「表情がコロコロ変わるから全然飽きない(бвб)」
お腹も少し大きくなってきてるしもうすぐ安定期に入るのかな・・・
世間では年の瀬でみんな忙しそうだけど
そろそろバイトやめなくちゃ・・・・
「優ちゃん優ちゃん!!」
「たかみな?慌ててどうしたの?」
「出来た!出来た!!」
「何が?レポートとか?」
「ちゃうわ!赤ちゃん出来たの!私も妊娠した!」
「うそ!?やったじゃん、おめでとう(-∀-`) 」
「ありがとう(涙)」
『あっちゃんおめでとう(бвб)」
『ニャンニャンありがとう』
『だからずっと引っ付いてたんだ』
『いつ妊娠してもいいよに見張ってただけだけどね
白にさらわれたらいやだし』
「え?ずっとそばにいたの(汗)」
『いたよー、可愛い子見てデレデレしてる時も
男の客に可愛いって言われて照れてた時もね・・・・』
「あ、あつこ・・・(汗)」
『あぁー姿消してたらわかんないもんね(бвб)』
「だ、だからたまに機嫌悪かったんか?(汗)」
『そうだよ、お仕置きしてたのもそういう時』
「アハッたかみな愛されてるね(-∀-`) 」
「お、おう(汗)」
『あれ?』
「ん?なした?」
『ニャンニャン優子…』
『うん、さっきアッちゃんが来る少し前にね』
「え?なに?私がどうかしたの(汗)」
『なんか変わったと思わない?』
「何が?全然わかんない(汗)」
『じゃーこれは?』
「ん?」
「あれ?はるなさんどっか行った?」
「何言ってんのここにいるじゃん・・・・
え?もしかしてたかみな見えて無いの?」
『そう、みなみにはハルナの姿が見えて無い(бвб)』
「私には見えてるって事は・・・もしかして・・・」
『フフッそうだよ、優ちゃんがやっとあくまになったぁー♪』
「やったーこれでやっとはるなと一緒に生きていけるんだね」
『そう言う事!さあ、ハルナの家に行こう!』
「ちょっと待って(汗)」
『・・・・今更なに(怒)』
「もう少ししたら進級試験があって受かれば4回生になれるの」
『もう、関係ないじゃん(怒)』
「でも、あくまになっても通えるよってはるなが・・・・」
『人間界で暮らすわけじゃ無いんだから卒業しても仕方ないじゃん』
「せっかく三年間頑張ってきたんだから卒業したい・・・・」
『・・・・・・・(бвб)』
「一年間休学して子供産まれたら次の年から通いたい
ダメかな・・・・?」
『いいけど・・・・優子のいない間赤ちゃんは誰が見るの?』
「毎日あるわけじゃないから少しだけはるなが・・・(汗)」
『はぁ?無理だし、ハルナミルク出ないし(怒)』
「一年後やったら高橋も生まれてるから
一緒に見といてあげる♪」
「ありがとうたかみな(つ∀-`) 」
たかみなに飛びつくとすぐ引きはがされて
『ハルナがママと見るから(怒)』
『なに抱き付かれてるんだよぅ(怒)』
「ご、ごめんて(汗)」
頭を叩かれてるたかみな・・・ごめんね(汗)
「アハッありがとうはるな!好き(-∀-`) 」
首に抱き付くと、お腹がつぶれないように
やさしく抱きしめてくれた