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俺とお前と時々親友♂ 7

佐江

「何でこいつまでいるんだよ」

「陽菜が3人集めろって言うからバスケ部を連れてきたんじゃないかよ 」

「だからって、よりにもよってこいつかよ 」

「来てやったんだから、ありがたく思えよな 」

「はア!、口のきき方に、気を付けろって言っただろ 」

「お前にはいいんだよ」 

「まぁまぁ、喧嘩はよくないっすよ 」

「なんだよこのチビ、中学生は帰れ!」 

「高橋はれっきとした高校生やわ 」

「うっ、うそだろうが 」 

「中学のころは優子と二人でチビーズ!なんて言われてたもんな 」

「優子とだと まあ、人数合わせなんだからいいけど・・・」

「おわー来た来た!ゆきりんこっち」

「お待たせ―えっとこっちから、
1年生の優子ちゃん、あっちゃん、
みーちゃんと同級生で陸上部のさや姉」

「よろしくお願いします」  

「佐江とたかみなも一緒だったんだ 」(´-∀-)

「さえ?おーい佐江」

「めっ女神だ 」

佐江にもとうとう女神が現れた  

「はあ!お前何言ってんの」

こいつは無視して 

「あのう・・・お名前は 」

「わっ私?柏木由紀です、みんなからはゆきりんと呼ばれてます 」

「ゆきりんさん、佐江と付き合って下さい 」  

「「「はあー?」」」

「佐江の彼女になってください!!」  

「えっ、ちょっ、今会ったばっかりだよ(汗)」

「おいおい、青春男子、まだ部屋にも入ってないし何も始まってないよ」

「佐江、落ち着けスポーツマンシップはどこに行った」

まわりが何やら叫んでるけど耳になんて入ってこなくて、ただゆきりんの姿だけが
佐江の瞳に映っていて、気づいた時には抱きついていた

「きゃー」 

「お前発情してんじゃないぞ 」 

「佐江何やってるの(汗)」

秋元さんに剥がされ、優子にはあきれられ、ゆきりんには悲鳴を上げられ
佐江、最悪じゃん

でも・・・見た瞬間のドキドキ、この人だって思ったんだ!

優子とは違う好き、心臓がこれでもかってくらい高鳴ったのは初めてだった

俺とお前と時々親友♂ 6

陽菜

朝は電車通学のはずなのに全然会わないし、昼休みは弁当だからって教室で
友達と食べてるみたいでちっとも話すことが出来ない

それに佐江ががっちりガードしてるって言う感じで・・・

そうだ

「柏木!」 

「な、なに、小嶋君?(汗)」

「柏木は陸上部のマネージャーだろ」 

「う、うん、そうだけど 」

「練習ってさ、いつやってんの 」

「朝練は毎日してるよ、夕練はグランドの割り当てがあって週によって違うけど
外周走りに行ったり雨の日はウエイトトレーニングしたりで終わる時間はまちまちかなー」

「ふーん・・・休みは無いのかよ」

「不規則だけどあるよ、何々、小嶋君陸上やるの? 」

「そんなわけないだろ いやー・・陸上部の女子5人くらい集めて合コンしようぜ
フレッシュな新人入って来てるんだろ 」

「優子ちゃんの事 」 

「何でわかるんだよ」

「結構噂になってるからね、入学した次の日に小嶋君から告白されたのに振ったらしいって」

「だっ誰が言いふらしてるんだ 」

「敵は沢山いると思うけど・・・
小嶋君モテるんだから気を付けてくれないと優子ちゃんたまに女の子から呼び出されて
泣きながらクラブにくるときがあるんだからね」

しらなかった・・・誰だよ俺の優子を泣かせてるの・・・・許せねえ

「真剣なの 」 

「今回はマジだ 」

「じゃー協力してあげるけど、
喧嘩と女性関係はちゃんとしてよ泣くのは優子ちゃんなんだから」

「分かってるよ・・・麻里子にも言われたし 」

「そう・・・・じゃー来週の日曜日、私を入れて5人集めるからカラオケ代よろしくー 」

「歌好きだね〜」 

「アイドル目指してますからね」

「そうなんだ じゃー俺がファン1号になってやるよ 」

「仕方ないからならせてあげる 」

あんまり話したことなかったけど、話すといいやつじゃん!

しかし・・・朝練とは考えなかったな、だからいくら時間ずらしても逢えなかったのか・・・

早く起きるのやーめた

俺とお前と時々親友♂ 5

陽菜

「オレあいつぶっ飛ばしてくる」

「陽菜、待てよ 」 

「離せ、麻里子!」

「学校で暴力はいけないよ
やるなら外じゃないと」 

「くそー、優子の笑顔を独り占めしやがって 貰ってやるってなんだよ 」

「まぁまぁ、どうやらゆっぴーは恋愛したことないみたいだし、嬉しかったって言うぐらいだから
みゃくはあるんじゃねえの?」

「そっ、そうだよな、この俺が振られるわけないんだ、愛を知らないなら陽菜が教えてやるよ 」

「ニャロも知らないくせに 」 

「はあー なんか言ったか」 

「何も言ってませーん 」

陸上部かー、陽菜運動苦手だからな、喧嘩なら強いんだけど・・・

「2年で陸上部ってだれだっけ?」

「あー、ゆきりんがマネージャーやってたな」

おおー合コンに誘ってもらおう

「佐江って言うやつ確かバスケ部だったよな前に才加が宮澤って言う有望な新人
入ってくるって言ってたからな」

「確かそんなこと言ってたねー、ニャロがおぼえてるなんて奇跡じゃん 」

「なんとなくな、優子が入学式の日に佐江!て呼んでたから同じ名前だと思ってさ」

「ふーん・・・本当にマジなんだ」

「今まででこんな気持ち初めてだからさ、
見た瞬間に胸を掴まれたって言うかたって言うか
この子が欲しい!て思ったんだ」

「ニャロが人に興味を示すの、珍しいもんな」 

「そうかな(бвб)」

「篠田にさえ初めは興味を示さなくて何も知らなかっただろ」

「男に興味を持ってもな 」

「いやいや、男友達は大切にしなさい」

「邪魔くさいから麻里ちゃんと才加だけでいいし 」

それにしても、佐江って野郎といる時の笑顔可愛かったなー
陽菜にもあの笑顔を向けてくれないかな・・・両頬に出来る笑窪
少し見える八重歯

「おい!よだれ出てるぞ」

「えっあっ(汗)・・・・・・出てないし 」

「アハハハ、今日はもう帰ろうぜ、明日から授業始まるし
昼休みとかに教室に押しかければいいじゃん」

「そうだよな、今日は早く寝て遅刻しないようにしよっと」

もしかしたら朝、駅であうかもしれないもんね

俺とお前と時々親友♂ 4

佐江

さっきから弁当の箸が進んでいない優子  

「優子、大丈夫か?」

「佐江・・・恋人ってなに?彼女ってどんな感じ?」

優子は中学ではひたすら陸上に打ち込んできてショートカットで真っ黒な男の子みたいで
色恋なんて言うのには程遠くどちらかと言うと女の子から抱きつかれたり
弟みたいな感じでかわいがられていた

佐江は家が隣同士で小さい時から見てきてるから優子の可愛いとことか女の子の部分とか
全部知ってるわけで・・・・・

中学を卒業してから入学するまでの間に急に胸も出てきて女っぽくなってきた時には
佐江もやばかった、でも優子の事は好きだけど恋人としてじゃなくて妹みたいな感じで
ずっと守って行きたいと思ってる

こう見えて佐江は結構モテる

中学の時もよく告られて付き合ってみるんだけどなんか違うんだよなー
妹の優子より好きとか守ってあげたいって思える子がいないんだよなー
だって優子は本当にかわいいんだぜ佐江だけが知ってたはずなのに・・・・

今日小嶋って言うやつがいきなり優子に告ってきた

入学早々耳にしたんだけど、小嶋と篠田には気を付けろ喧嘩も強いが
女癖も悪くてすぐにやられるって

そんな奴に佐江の可愛い優子を渡してたまるか!優子、佐江が守ってあげるからね

「優子はそんな事気にしなくてもいいんだよ陸上が恋人だろ 」

「うん、そうだけど・・・」  

「なんか気になるの?」

「初めて告白されたからびっくりして恥ずかしかったけど、少し嬉しかった 」

マジか―顔を赤くしながら話す優子・・・・やばいぞー免疫ないからな

「あんなオレ様は優子には向いてないよ」  

「そうなのかな・・・」

うーんて考える優子

「一生彼氏が出来なかったら佐江が貰ってあげるから 」

「ほんと 佐江ちゃんなら彼女になってもいいかなーなんてね 」

なんて楽しそうに笑う俺達を影から二人が見てたなんて知らなかった

あくまと花嫁♂ 34

「オギャーオギャー」

やっと産まれた(бвб)

ガヤガヤ・・・バタバタ・・・・

「ねえママ、中騒がしくない?」

「そうね、何かあったのかしら」

「!?優子(汗)」

トビラを開け中に飛び込むと・・・・

「にゃんにゃん・・・・(汗)」

「なにこれ・・・なんで光ってるの?
優子白にやられてないって言ってたよね(怒)」

優子の枕元に寝かされていた赤ちゃんは
自ら光を放っていて・・・

あくまの子供は光ることは決してない
光るのは・・・・白の子供だけだから・・・

「本当に何もされてないよ、話してただけだもん(汗)」

「じゃーそれはどういう事?」

「わかんないけど・・・光っちゃいけないの?」

「あくまは光らない(бвб)」

「うそ・・・・」

ママとパパは入り口で先生と何やら話している

「この子はハルナの子じゃない!」

「違う!はるなと私の赤ちゃんだよ(汗)」

「それは白の赤ちゃんだよ
ハルナのじゃない(怒)」

「それって言わないでよ(涙)」

「ハルナ落ち着きなさい」

「だれ?誰にやられたの、才加?」

「違う・・・うう・・・はるなの赤ちゃんだもん(泣)」

「本当の事を!「ハルナ!!(怒)」

「っ・・・・」

「たとえ襲われていたとしても一度や二度では
白には変わらないんだよ」

「じゃーなんで・・・・」

言い合いをしてる間に光は消えていた

おかしい・・・白の赤ちゃんなら一か月は光り続けているはずなのに・・・

「今日はこのまま家に帰りなさい」

「パパは?」

「ちょっと行くところが出来たから」

「ハルナも行く!」

「だめだ!」

「なんで?どうせ赤ちゃんの事でしょ
だったらハルナにも知る権利があるよね」

「・・・・・・わかった、ついて来なさい
ママ優子ちゃんを頼んだよ」

何か言いたそうな目でハルナを見ている優子から
目をそらせ建物の外に出て
翼を広げパパの後からついて行くと

「・・・・・ここって・・・」

「いいか、お前は何も言うんじゃないぞ」

黙って頷く

言えるわけないじゃん

だってここは・・・・・

大ま王様のお城なんだから
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