スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

サクセサー 24

サクセサー 23

コンコンコン・・・・コンコン・・・

「陽菜様・・・・陽菜」

「・・・・んん・・・・」

ウ〜ンとうなり寝返る振動で目が覚めた

目の前にはきれいな背中が・・・

「コンコン、陽菜様時間ですよ〜」

「みーちゃん?」

「え、優子そこで寝てるの?」

「うん」

「そっか・・・もう6時だから起こしてあげて」

「うん・・・陽菜・・・陽菜朝だよ」

「・・・・・・うっさい」

そう言うと私に抱きつきまた寝てしまった

どうしたらいいのだろうか・・・・

「みーちゃん、起きないよ(汗)」

「入るけど大丈夫?」

「・・・・なにが?」

「布団かぶっててよ」

なるほど
腰までだった布団を肩まで引き上げ

「いいよ」

「失礼します・・・・・陽菜今日休んでも大丈夫なの?」

「んん・・・・スケジュールはみーちゃんのほうが知ってるでしょ」

今みーちゃんていった・・・いつも峯岸って呼び捨てなのに

スマホを見て確認してるみーちゃん

「今日は買収するビルの下見で名古屋日帰り」

「・・・・・秋元に行かせて」

「1人で?」

「宮澤もつけて・・・後板野を秘書で行かせて」

「わかった・・・私も休みでいいね」

「優ちゃんがここにいるから仕事ないでしょ」

「と言うことだから起きる時は連絡して
朝食・・・か昼食作らせるから、わかった優子?」

「あ・・・・うん・・・・了解」

「どうしたの?ボーとしてるよ」

「い、今、陽菜私の事ゆーちゃんていったよね?」

「言ってないし・・・・」

「言ったよ!絶対に言った」

「聞こえたけど言ってないことにしてあげて
じゃないと二度と言ってもらえないよ(ΘωΘ)」

「わかった、言ってない!だからまた言ってね(-∀-`)」

「ばーか・・・・じゃーね」

呆れた顔をして出ていったみーちゃん

「仕事休んでよかったの?
足引っ張られるんじゃないの?」

「下見は秋元と宮澤に任せておけば間違いないから
陽菜がイチから教え込んで他の誰よりも・・・
陽菜には負けるけどおじさんたちには負けない目を持ってる」

それで重役会議にも出てたんだ

「え!?ちょっ陽菜何してんの(汗)」

「今度は陽菜が襲う番」


後ろに回した手でお尻をサワサワしだし
首筋にキスをして片足を私の股の間に入れてきた


「まさかその為だけに休んだんじゃないよね(汗)」

「そうだけど?(бвб)」

今更何言ってるの?ていう顔をして私を見る陽菜

「ほらもう明るいしさ(汗)」

「そんなの関係ない
昨日やだって言ってるのに何度も攻めてきた罰」


そう言うと体を入れ替え私を見下ろし

「今日は手加減しないから(бвб)」


ちょっと待って、あの日あれで手加減してたっていうの?(汗)


あれ以上って・・・私どうなっちゃうのぉ〜(;´-∀-)

サクセサー 22 陽菜

サクセサー 21

「ねえ、まだ帰ってこないの」

「まだみたいだね、先にお風呂入っちゃえば」

「帰ってこないのかな」

「それはないと思うけど」

「そんなのわかんないじゃん(怒)」

「陽菜は帰ってこない時はちゃんと連絡くれるからさ
じゃないと私達はお風呂に入れないでしょ」

「でも、あいつと一緒にいるんだよ」


こんなに遅いってことはそういうことだよね?


「それでも絶対に帰っえてくるから・・・はい、お風呂行くよ」


みーちゃんに引っ張られて行きお風呂に入っていると


「優子・・・優子」

「なに?」

「陽菜帰ってきたって(ΘωΘ)」


ざわついていた心が少し静かになった
このまま待ってたらお風呂に入ってくるかな(-∀-`)

少しゆっくり目に洗い長めに浸かっていると


「早く上がれって怒ってるよ(笑)」


そううまくいかないか・・・

部屋着を来てドアを開けると陽菜がそこに立っていて
すれ違いざまにあいつの匂いがしたからつい


「仕事サボって楽しんできたんだ」

「・・・・・・」


無視してドアを閉めた陽菜

・・・・何やってんだろ私・・・


「はぁ・・・・不器用なやつ(ΘωΘ)」

「煩いやい」


今日は病院へ行く日だって知っていた
だから早めに帰ったのも、篠田さんが迎えに来たのも
仕方がないことだったのに
何も出来ない自分に・・・無力な自分に腹が立っていて
篠田さんにしか出来ない事なのにヤキモチを妬いていた

自分の部屋に戻りベッドに突っ伏す


「飲み物持ってこようか」

「いらない」

「また様子見に来るけどなにか欲しかったら呼んでね」


そう言って部屋を出ていったみーちゃん



陽菜の気持ちはわかってるつもり

私の事を愛してると言ってくれて
私も好きだから両思いなんだけど
子供が出来るまでは篠田さんの陽菜で・・・

真面目な陽菜は線引をちゃんとしていて
私と距離をおいてるのも言われてないけどわかってる

でもさ・・・でも少しくらい素の陽菜を見せてくれてもいいじゃん
年下で仕事もまだまだ出来なくて頼りないけど
少しくらい甘えてくれてもいいじゃん

そう思うのは私のわがままなのかな・・・

みーちゃんが様子を見に来てくれたみたいで
ドアが開く音がした


「私って最低だよね」

「・・・・・」


「辛いのは陽菜なのにあんなこと言うなんてさ
これじゃーいつか飽きられちゃうよね
それにさ、子供が出来たら籍は抜くって言ってたけど
それでも父親は篠田さんで・・・私なんかと暮らすより
篠田さんと三人で暮らしたほうが陽菜にとっては幸せだと思うんだ」



「勝手に決めないでよ(怒)」



「え!?」


みーちゃんだと思って話していたのに
陽菜の声がして慌てて起き上がる

「そんな簡単に陽菜のことを諦められるんだったら
好きだなんて言わないで欲しかった
そしたらこんなに苦しまないで済んだのに」


必死で涙を我慢しながら訴えかけてくる


「どういう気持ちで麻里子に抱かれてると思ってんのよ(涙)」


飛び起き出て行こうとする陽菜の腕を掴み抱きしめる


「ごめん・・・・嫉妬してた
何もできない私が悪いのに陽菜に八つ当たりして
私最悪だ・・・でも、でも好きなんだ
陽菜の事愛してるからもっと、ううん
ずっとそばにいたい!いちゃダメかな?
邪魔しないから、寄り添うだけでいいから」


体を震わせ手で顔を覆って泣く陽菜の前に回り
手をどかせて唇を重ねる

「アハッ(-∀-`) しょっぱい(笑)
それに泣き顔も可愛いね(-∀-`) 」

「っ・・・バカ」

「こうやってさもっと私に弱さを見せてよ
年下だけど甘えてよ
まだまだ頼りないけど
頑張って陽菜の右腕になるからさ(-∀-`) 」

「・・・・ありがとう(бвб)」

「うっわっ!(汗)明日嵐が来るよ」

「今甘えてって言ったくせに(怒)」

「アハッ(笑)
ねえ・・・・もっとキスしたい」



私の顔をじっと見つめていたかと思ったら腕を取り部屋を出る


ドアの外にはみーちゃんが立っていて・・・・・・涙を流していた







サクセサー 20 陽菜

不妊治療を始めてから初めての排卵日

すぐ人工授精するのかと思ったら


「始めの二回ほどはこ主人と頑張ってみてください」


嘘でしょ・・・・あんな事言ったあとなのに
麻里子に抱かれるなんて・・・


「篠田は構わないけど、にゃろは嫌だよね」


帰りの車の中、何も言わない陽菜を見かねて
麻里子が言ってくれた


「私は・・・・麻里子がいいなら・・・」

「無理しないで
僕の息子が役に立たなかったことにすればいいから」

「そんな事・・・(涙)」

「にゃ〜ろ(*`ω´) 」

運転しながら片手で私の頭を撫でてくれた


でも・・・やっぱり自然に出来るならそれに越した事は無いから



「今日麻里子のマンションへ行ってもいい?」

「陽菜はそれでいいのか?」

「うん・・・」


優子の近くで抱かれるのは嫌だから
そのまま麻里子のマンションへ行ってお風呂に入り裸のままベッドへ


「本当にいいの?」

「いいって言ってる・・・」

「じゃー篠田は遠慮しないよ」


顔が近づいてきてキスされそうになり


「ごめんなさい、キスは・・・嫌なの」



カダラだは我慢できるけどキスはもう無理だった

微笑んでくれたけど目が・・目の奥が悲しそうで
見てるのが辛い、陽菜のせいなんだけどね

唇はそのまま首に行きそして・・・・・・



行為が終わった後腰を
少し高くして着床しやすくするように言われたから

枕を二つお尻の下に置いてくれる麻里ちゃん


「ありがとう(бвб)」

「僕の子供のためでもあるからね(*`ω´)
泊まっていくだろ?」

「ううん、帰ってゆっくり寝たい・・・・」

「そっか〜じゃー送っていくよ」

「いい、タクシーで帰るから」

「送らせてくれないの?」

「だって、悪いし・・・」

「今はまだ夫婦なんだから気を使わなくていいよ」

「・・・・うん・・・・じゃーお願い」

「よし、そうと決まればお風呂入ってくるか
陽菜は帰ってから入る?」

「着替えないしそうする」


裸のまま・・・当たり前だけど
バスルームへ向かう麻里ちゃんの後ろ姿を見ながら
ゆっくり目を閉じた


優しく頭を撫でられてる気がして
ゆっくり目を開けると

「起きた?」

「陽菜寝てたんだ・・・・今何時?」

「30分しか寝てないよ(*`ω´)」

「ちょうどいい時間かも」

枕を取り、置き上がると何かが太ももをつたう


「あっ・・・・ごめん、汚しちゃった(汗)」

「いいよ、どうせシーツ変えないといけないし・・・
やっぱりシャワーだけ浴びてくれば?」

「そうする、バスタオル借りるね」

着替えを全て持ちバスルームへ

さっと洗い流し服を着て出ていくと

「完璧だね(笑)何か飲む?」

「ううんいいや」

「そんなに早く帰りたい?」

「ちがっ・・・・(汗)」

「きっとゆっぴーが心配して待ってるよ」

「そんなわけない・・・」

「篠田に気兼ねしないで
ゆっぴーに甘えればいいから」

「そんな事出来ないよ」

「にゃろは真面目すぎ(*`ω´)」

「だって・・・麻里ちゃん陽菜のために・・
いつ死ぬかもわかんないのに・・・(涙)」

「だ・か・ら、大丈夫だって(*`ω´)」

「そんなのわかんないじゃん
もう、陽菜の大好きな人達が死ぬのは嫌なの(泣)」

「陽菜」

下を向いて泣く陽菜をギュッと抱きしめてくれた

カレンダー
<< 2017年09月 >>
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
アーカイブ
カテゴリー