今日は朝からいい天気ぜ(-∀-`)
にゃんにゃんの予想通りなら今日は人間に変わって
にゃんにゃんとたーくさんにゃんにゃんするんだぜ♪
だから麻里子のいつもの嫌味にも耳を貸さず
張り切って仕事してたのに
残業だと!
なんでだよ(怒)
抵抗して見せたけど
にゃんにゃんが困った顔をするからそれ以上強く鳴けなくて・・
それに遅く帰ってもしてくれるって言うから
仕方なく従ってやった
今日は早出だったから4時から休憩して
7時から夜勤なんだって
「夕飯食べなきゃだけど
優ちゃんのご飯もってきてないからどうしよう」
「ワンワン(-∀-`) 」
(普通のご飯でも食べれるぜ)
「レストランは入れてもらえないだろうから
テイクアウトしてこなきゃだよね
何食べたい?」
「ワン!ワウン♪」
(にゃんにゃんの食べたいものが俺の食べたいものだぜ)
なーんてカッコつけて言ってみても
犬の言葉がわかるはずもなく
ニュアンスしかわからないにゃんにゃんは
「そっか適当に買ってくるね」
賢く待ってるんだよと言って出て行った
だから俺は賢く待ってた
「優ちゃん!!」
にゃんにゃんの大きな声で目を開けると
目を開ける?俺寝てたのか
「クンクンいい匂い何買ってき・・・・え
人間の言葉話してるぞ俺(;´-∀-)」
「うそでしょ、どうしよう
どうして寝るのかな(怒)」
「仕方ないだろ無意識に寝てたんだから」
「まだ6時前なのに(汗)」
「それより寒いんだけど」
「洋服持ってきてないのに・・・・制服借りてこなきゃ
何処かに隠れて待ってて」
そう言って飛び出して行ったにゃんにゃん
何処かにって言われてもロッカーしかないんだけど・・
確かにゃんにゃんはいつもこの辺を開けてるよな
クンクン・・・・・うんここだ
ロッカーを開けると一段とにゃんにゃんの匂いがする
「はぁ・・・・・いい匂いぜ(-∀-`) 」
その時ドアノブが回る音が聞こえ
慌てて中へ入りドアを閉める
小さくて良かったぜ(;´-∀-)
「あれ、今音がしたのに誰もいないじゃん(*`ω´) 」
ゲッ麻里子がなんでいるんだよ
「おかしいな・・・・・ロッカーの閉まる音が聞こえたんだけどな
まさか変質者が入ってたりしないよね」
そう言って端からロッカーを開けていく麻里子
俺裸だよ、思いっきり変質者じゃん(;´-∀-)
どうしよう・・・・
「ここも鍵かかってるな・・・ガッ・・・ここもかかってるか・・・」
だんだん近づいてくる音
もうダメだ、にゃんにゃんごめんよ
おれは捕まって研究材料にされるからもう会えないかもぜ(涙)