いつまでもいつでも

（卒業式の二日前の夜に帰ることになった）


そう、LINEが来たのが卒業式の一週間前

《いつ、そっちに戻るんですか？》

（引っ越しも兼ねて土曜日に全部荷物入れをするんだ）


今は寮じゃなくて近くのアパートで
新入生四人が一緒に暮らしていたみたい


土曜日っていったら卒業式の三日後には出発じゃん・・・
会いたい・・・そして一緒にいたい・・・
でも用意とか大変だし
クラスの打ち上げとかクラブの追いコンも有るから
ムリだよね・・・・・

優子先輩がいないから
クラブの追いコンはまだしていなかった

一応卒業式の次の日のお昼からになったんだけど
陽菜は一年生だしマネージャーだから
動かないといけない

それに付き合ってるのをまだ誰にも言ってないから・・・

付き合ってるっていってもLINEしてるだけだけど

あ、キスは行く前に何度も・・・・６・・・７回位したよ（бвб)

（おーい・・・にゃんにゃん！寝落ちした？）


なかなか返信しないから寝ちゃったと思われたみたい
少しでも一緒にいたいから


《引っ越しのお手伝いしてもいいですか？》

（引っ越しって言ってもほとんど持っていってあるからそんなにないんだ）


そうなんだ・・・

もう会う理由が思い当たらない（涙）
落ち込んでいたら

（新しいスエットが欲しから買い物付き合ってくれるかな？）

《はい！》

かわいいスタンプとともに送ったら

笑ったスタンプが戻ってきた


卒業式の後はクラスの食事会が有るから会えなくて
次の日のクラブの追いコンは夕方からだから
朝から会うことに



卒業式の前日お風呂上がりのパック中

「明日なにかあるの？」

「卒業式（бвб)」

「あなたは関係ないでしょ（笑）」

「陽菜も在校生代表で出るの！」


二年生は全員、一年生はクラスから2名ずつ出ることが出来るから
みーちゃんと一緒に立候補したら三人いて
じゃんけんになってみーちゃんは負けちゃった
もう一人は運動部の子で先輩を見送りたかったからって泣いて喜んでた


みーちゃんには申し訳ないけど
その子の気持ちが痛いほどわかるから
負けてくれてありがとう！て心の中で手を合わせてた


「小嶋さんよろしくね」

「こちらこそよろしく」


あんまり話したことがなかったけど
練習とか一緒に出ることになって結構仲良くなれたと思う


「小嶋さんも好きな先輩居るの？」

「あ、うん・・・・板野さんも？」

「うん、でね、絶対にボタンもらうんだ」


高校はブレザーだから人気のある人は前ボタンは当たり前
腕の小さなボタンまで全部なくなっちゃうらしい

優子先輩もすぐなくなるんだろうなー・・・・
陽菜も欲しいけど
もう彼女だからボタンぐらいは他の人に譲らないといけないと思う

でもほしいなー・・・


「小嶋さんも貰うでしょ？」

「うーん・・・私行動遅いから無理かも」

「誰か聞いても良い？」

「え、あ・・うん・・・大島先輩」

「あぁぁ・・・・競争率高いよね
テニス部の子も狙ってるって言ってたもん」


他のクラブからも人気なんだ・・・
絶対無理じゃん（涙）


「板野さんは？」

「友？友は河西先輩」

「ふーん・・・」

「知らない？」

「ごめん、他のクラブの先輩・・・ていうか
クラブの先輩以外の上級生は知らないの（汗）」

「あはは、小嶋さんらしいね（笑）
もしかしてクラス以外の一年生もあんまり知らないでしょ」

「うん、中学一緒だった子と陸上部の子しか知らないかも（汗）」

「クラスでもあまり話してないもんね」

「休み時間寝てること多いから（汗）」

「２年生になっても友達でいてね」

「うん！よろしくね板野さん」

「友でいいよ」

「じゃー私も陽菜でいいよ」



そんなこんなで仲良くなった板野さん

一緒に練習に行って教えてもらってなんとか迎えた前日の予行練習


「なんか珍しくそわそわしてない？」

「そ、そうかないつもと同じだよ」


うそ、凄いそわそわしてる

だって久しぶりに生の優子先輩が見れるんだもん♪

三年生が入場してくるのをドキドキしながら待っていた

今日は、優ちゃんがたっだいま〜〜と
私達に言ってくれた日から一ヶ月の記念日（笑）
でもあるのでまだ完結はしてないのですが

待ちに待った（待ってないって）

先輩の続編を載せていきます！！

終わり方をどうしようか悩み中なのですが
ひと月の猶予があるので

頑張って完結しますね

だがしかし、10月は何かと忙しいのです

仕事だけじゃなく、運動の方もあるし
歌姫のコンサートもあるし
NMBの城ホールもあるし・・・・

さや姉の卒コンの日は仕事があって
どうしても休めないので応募しませんでした
せっかく大阪なのになー（涙）


もしかしたらまた途中で止まっちゃうかも（汗）

その時はお許しくださいませm(__)m



ぷーな