こんにちは

関西地区の台風被害で関空が麻痺
そして北海道の地震で新千歳が麻痺

関西、北海道にお住いの読者様大丈夫ですか?

電信柱のなぎ倒しや液状化現象をテレビで目の当たりにし
私の近隣は軽い被害で済み良かったと胸をなでおろしてます

週末は雨予報なので危険な方は早めに避難してくださいね


さて、わんわん警察ですがなんと・・・・

最後まで書き終わりました

どうしようか悩んでいたのですが
一旦書き出すとどんどん浮かんできてやっと完結です


なのでこのまま最後まで載せていきますね
あと十話もないかな〜

無理やり感は否めませんが心を広く持って読んでください
(読者様に丸投げ(笑))

優ちゃんのモバメには敵いませんが
少しでも心の癒しに慣れたら幸いです


ぷーな

わんわん警察 H-28

一番早く出来る食べ物は・・・・

麻里子の好物で良かった


急いでカレーを食べ

休憩室へ戻る

麻里子も一緒なんだけど着替えるためには
ロッカーを開けなければいけない

なるべく麻里子から見えないように
恐る恐るロッカーを開けると
そこに優ちゃんの姿はなく安堵した

そう言えば置いてあった制服が無くなってたから
着ていったんだと思う

「あれ、ここに置いていった制服がないよ」

「ホントだ、男物だったから誰か持っていってくれたのかな(бвб)」

白々しいけどそう言うしか無い

「それに食料もない・・・」

「制服持って行った人かも」

「どこの部署の子だろう・・・」

「誰でもいいじゃん(汗)
優ちゃん起きてたらうるさいからもう行くね」

すばやく私服に着替え更衣室を出る


ふぅ・・・・仕事じゃないのにこんなに疲れるとかありえないし(怒)

それでも、早足で駐車場へ行き車を開けると


「優ちゃん?え、優ちゃんどこ(汗)」

嘘でしょ居ないじゃん・・・・
と言うか陽菜が今鍵を持ってるってことはここに来てないってこと?

じゃー今どこに・・・・こんな広い場所で探せるわけ無いじゃん(汗)


「ここぜ」

今優ちゃんの声したよね?どこから

「ここってどこ!?」

「ここ、ここ」

って言いながら現れたのが車の下だった


理由を聞いてなるほどと思ったから車の開け方を教えておく

で、無事空港を脱出して我が家へ


「はぁ・・・・・疲れた・・・・」


疲労困憊の陽菜とは正反対で上機嫌の優ちゃん

多分あの顔は昨日の約束を思い出してるからだろう


「優ちゃんお願いがあるんだけど(бвб)」

「なになに?なんかしてほしいのか」

「今日の夜のこと陽菜も楽しみにしてたの」

「よ、夜・・・・・うんうん、で?」

「でもまだ夕方でしょ」


ホントは夜だけど・・・


「そうなのか?もう暗いぜ」


それを無視して


「夜にゆっくりしたいから今から2時間ほど寝てもいいかな」

「・・・・・・・・・」


顔がだんだん変わって行くのがわかる


「陽菜が起きたら一緒にお風呂入ってそれから・・・・ね」


自分の出来る精一杯の色目を使い優ちゃんにお願いすると


「わかった!二時間だけぜ(-∀-`)」

「ありがとう(бвб)やっぱり陽菜の大好きな優ちゃんは優しいね」

「デェヘヘヘ(-∀-`)」

すごい顔(笑)
単純で良かった(бвб) 


「優ちゃんはどうする?」

「俺はテレビ見てまってる」

「じゃーあの短い針が10を指して
長い針が12を指したら起こしてね」

「わかったぜ(-∀-`)」


で、目覚ましをかけずベッドで寝たのが悪かった


誰かが陽菜の上に乗ってる重みで目を覚ますと

悲しそうな顔をしてるように見える犬の優ちゃんがいて
慌てて時計を見ると3時半過ぎで・・・・・

起き上がり外を見ると雲に覆われた空が見え
月も星も見えなかった


「寝ちゃったの?」

「クゥ〜ン・・・・・」

「そんなに落ち込まないでよ・・・・」

「クゥ〜ン・・・・・(涙)」

「泣かないで・・・ごめんね
陽菜が寝ちゃったから・・ごめん」

「ワフッ・・・ワウン・・・」

「もしかしたら雲が割れてくるかもしれないよ」

「・・・・・キュ〜ン」


だって雨予報じゃなかったし
明日も晴れのはずだから

目が覚めちゃったからとりあえずお風呂に入って
録画を見ている間もずっと窓の外を見上げてみてる優ちゃんを
見ると凄く申し訳ない気持ちになる


「ワン!」

優ちゃんの鳴き声に振り向くと雲が少し割れて
明かりが漏れてきたように見えたから
近づき外を見ると確かに雲は割れてきていたけど
その明るさは月じゃなくて・・・

「陽がのぼってきちゃったね・・・」

「クゥ〜ン・・・・」


後ろからギュッと抱きしめ


「今日は絶対に、何があっても帰るから
仕事頑張ろう」

「ワウン」

そう言うと横を向いて陽菜の顔を舐める優ちゃんの
鼻に軽くキスをした
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