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俺とお前と時々親友♂ U-46

優子


気が付いたらソファーの上で陽菜に抱きかかえられるようにして寝てて
上からはブランケットがかかっていた

「陽菜おきて」

小さな声で起こすと

「んあー・・・うお?俺も寝ちゃってたぜ 」

「今何時かな?」

「あれ?みんないないぞ 」

「本当だ・・・わあ!もう六時だ(汗) 寝すぎちゃったね」

執事さんを呼んで聞いてみると

「皆さんは意気投合されて外に遊びに行かれました
お二人が起きましたらどうするか聞くように承っておりますが
どうされますか?」

「陽菜は行かない」

「私も家に居ます、二人だけ食事の用意お願いできますか?」

「はい、優子様の分は決まっているのですが
陽菜様の分はいかがいたしましょうか?」

「優子のオムライスが食べたいな 」

「私作る♪ 」

「お客様にそのようなことはさせられません」

「いいじゃねえかよ、ケチ(怒) 」

「陽菜(汗) 」  

「ふん(怒) 」

「すいません15分ぐらいでいいにでキッチン貸してもらえませんか?」

「会長に聞いてみませんと・・・」

「聞いていただけませんか、たぶん許して下さるとは思いますけど」

「少々お待ちくださいませ」

一礼して出て行ったと思ったら

すぐにまた入ってきて

「自由にさせてやれ!との事ですのでどうぞお使いください」

「ありがとうございます(´-∀-)
お昼遅かったので7時ぐらいから使わせていただきます」

「かしこまりました」

「よかったね陽菜♪ 」  

「邪魔くせーな 」  

「仕方ないよ 」

「まだ時間あるし・・・・ベット行くか ?」

「ダメだよ、大会終わるまでは(汗) 」

「チェッ・・・ キスと胸だけでいいや」

「だめ!絶対我慢できなくなるでしょ 」

「むぅ・・・今だって我慢してるっちゅうの 」

「キスだけね、 チュッ!」  

ガバッ!

「きゃっ(汗) 」  

「そんな軽いのじゃだめー(бвб)  」

引き寄せられ陽菜の舌が入ってくる・・・

何分ぐらいしてるんだろう・・キスだけで感じちゃってやばかった

「はぁはぁ・・・はるなぁ・・もうやめて・・・苦しい 」

「ちきしょー、抱きしめて寝たいのに何でダメなんだよ 」

「大事をとってって言ってた・・・」

「俺だって我慢できるっちゅうの 」ブツブツ・・・

そうだよね、陽菜だめ!て言ったらいつも我慢してくれるもんね・・・


さっきも陽菜に抱きしめられて陽菜の匂いに包まれてたら
心がフワッてなって、いつの間にか眠っちゃってたし・・・

帰ってきたら、野呂姉に言ってみよう

「もうすぐ7時だからキッチンに行ってくるね」

「おう!早く帰って来いよ 」

「うん 待っててね(´-∀-)」

もう一度キスをして部屋を出た

俺とお前と時々親友♂ U-45

優子


凄いよ!こんなにうまくいくなんて

お互いが一目ぼれってすごいなー

私は陽菜に一目ぼれじゃなかったから一度してみたいかも・・・

ダメダメ、今したら大変、浮気になっちゃうって言うか離婚だよね

まあ、陽菜よりいい男なんて世の中いないから絶対ないね

陽菜は私に一目ぼれだったらしいけどどこがよかったのかな?

今度聞いてみよっと
 

四人でリビングに降りて行ってみんなに報告!

お父さんと寛平ちゃんはびっくりしてたけど

お母さんとめーたんは、やっぱりね なんか会う気がしたんだよね、だって

さすがだね(笑)

目がさめちゃって別にする事ないからテレビを見てると

さすが関西、お笑いの番組が多い、ソファーに座ってると

陽菜がここに来いよって太ももをポンポンと叩く

「恥ずかしいよ 」

「夜、別々なんだし今しか触れないんだから来い!」

「変なことしないでよ(汗) 」

「わかってるよ、抱きしめてテレビ見るだけだから」

そう言ったのに、たまにチュッてキスして来たり

頭をずっと撫でられてて・・・
人に触られてると気持ちいいんだよね
 
また知らない間に眠りに落ちていた

俺とお前と時々親友♂ U-44

野呂


なかなか降りてこない陽菜君・・・・まさかね

心配になって部屋に行ってみるけどいきなり開けて現場を目撃!
て、のも嫌だから少し耳を澄ませてから軽くノックしてみる・・・

返事無いな・・・ゆっくり開けて覗くと・・・可愛いじゃん

腕枕をしてそっと抱きしめて眠る旦那

まだまだ子供だよね

「あおっ二人で寝てるじゃん、可愛いな 」

後ろから入って来たお兄さん・・・
て呼んでるけど私の方がだいぶん年上なんだけどね

「この子達はいつまでたってもままごとみたいな恋愛してるからね」

「いいじゃないですか、見てくださいよ幸せそうな寝顔!うらやましいな」

「彼女と幸せじゃないんですか?」

「彼女なんていませんよ、今はラグビーと仕事が恋人かな 」

誰かが同じようなこと言ってたな・・・て!自分か

「同じですね私も今の仕事が恋人ですから」

「そうなんですか、勿体ない、僕恋人に立候補しようかな」

「冗談はやめてくださいよ本気にしちゃいますよ(笑)」

「結構本気なんですけど 」

「年上ですよ」

「甘えられるから大歓迎 」

「忙しすぎてあまり会えないし」

「逢えた時の嬉しさが何倍にもなりますね 」

「本気なんですか?」

「さっきから言ってますけど!」

「本当に私でいいんですか?」

「一目ぼれって言ったら信じてもらえますか?」

「・・・私もっ!ていったら信じてくれますか・・・」

「やったー!! 」

「「えっ ?」」

「二人は付き合うの?」

「優子寝てたんじゃ(汗) 」

「そんな大きな声で告白の仕あっこしてたら起きるって(笑) 」

「恥ずかしい・・・・(汗)」

「野呂姉が本当のお姉ちゃんになるかもね 」

「気が早いよ、まだわかんないし 」

「僕はそのつもりですけど・・・ 」

「まだお互いの事知らないのに・・・私が性格悪かったらどうします?」

「アハハ自分で言いますか?優子がこれだけなついてるんだから
いい人に間違いないです 僕の方が悪いかもしれないですね」

「優子のお兄さんだから悪いわけないですよ!」

「おいおい、褒め合いが始まったよ 人の惚気は聞きたくないし」

「陽菜、しっ! 」

「むうう・・・」

「野呂さん、結婚を前提に付き合ってもらえませんか」

「私オリンピック終るまで優子に付いてるので大阪にあまり来れないと思います」

「いいですよ、僕が逢いに行きますから 」

「仕事で疲れていると機嫌が悪くなりますよ」

「みんなそうですよ、僕だってなりますから」

「今30歳ですよ」

「姉さん女房は金のわらじを履いて探せって言うぐらいですから」

「こんな私で良ければ、こちらこそよろしくお願いします」

ワーワー喜ぶ優子

だるそうに見てる陽菜君

もしかしたらこの子達と義理の兄弟になるんだよね・・・

なんか複雑

俺とお前と時々親友♂ U-43

陽菜

「喉いてえ」

「お前叫びすぎなんだよ父さん恥ずかしかったぞ」

「おやじだって叫んでたじゃないか 」

「父さんはお前につられ手だな・・・」

帰りの車の中でそんなやり取りをしながら爺の車で屋敷に向かってる

「すいませんね、私達までお邪魔させていただく事になって 」

「かまわんよ、大勢の方が楽しいからの 」

優子の家族も招待されて一緒に向かってる

「間さんはまだ大会が終わってないのに帰って来てよかったんですか?」

「優子ちゃんを見たかっただけじゃからいいんだよ」

遅い昼食をとっていると優子達が帰って来た

「優子ちゃんおめでとう!」 

「優子よくやったぞ!」

「ありがとう みんなが応援してくれたおかげだよ 」

「俺が一番応援してたんだからな 」

「うん、声聴こえたよ 」

「俺らも応援してたんだぞ!」

「お兄ちゃんの声は聞こえなかった・・・かも」

「ひでー陽菜君の声しか聞こえなかったとか言うんじゃないだろうな」

「うん、そうだけど?」

「くそーもういい、勝手にしてくれ 」

「変なお兄ちゃん」

「あはは、ヤキモチ焼いてるんだよ」

「えっ?なんで」

「そりゃー可愛い妹だからじゃないの 」

「ふーん野呂姉何でも分かるんだね 」

「普通だと思うけどね 」

「お腹すいた〜」

「おお、そうじゃな、今持ってこさせるから座ってなさい」

「あれ?優子だけ違うじゃん」

「うん、消化しやすい物とかカロリーも計算してくれてるから」

そう言えばまた引き締まってる気がする・・・
夏が過ぎるまでは仕方ないか・・・

「なあ、優子」 

「なに?」

「お前の兄貴とトレーナー良い雰囲気じゃねえか?」

「そう見える、良かった、上手く行ったみたい」

大人達はワイワイ盛り上がっていて俺と優子はソファーでまったりしてたら
いつの間にかもたれ掛って寝てる優子

そりゃー疲れただろうな

「優子寝ちゃったんだね、部屋に連れて行って寝かせてきてくれない」

「おう!」

「襲ったらだめだからね 」

「分かってるよ、寝込みなんか襲わねえし 」

ベットに寝かせて俺も横に寝ころび腕枕をして腰に腕を回し
抱きしめるようにして一緒に眠りについた

幼馴染♂ U−15

陽菜

そっかージョギングOk出たんだ
良かったね優ちゃん(бвб) 

朝早く起きて走ろうかなーなんて言い出すから激阻止(汗)

「だめ!」

「何でだよ」

「朝寒いから冷えたまま走ったら足に良くないよ」

「そっか、そうだよな流石保健医言う事が違うよな(´-∀-)」

「当たり前だし(бвб) 」

ホントは・・・

それでなくても朝寒くて布団から出るの嫌なのに
これ以上早起きなんて無理!

「最初はリハビリセンターのランニングマシンで走る方がいいよ」

「おう、そうする」

こう言う所は素直で良かった


夕飯を食べ終え洗い物中

「先にお風呂入ってきなよ」

「うん・・・・」

なかなか入ろうとしないから

「どうしたの?なんかあった?」

「今日はさー・・・そのー・・・
次のステップに行けたお祝いとして・・・いいかな?(´-∀-)」

「一緒に入りたいの?寒いよ?」

「あぁー・・・風呂じゃなくて夜のさ、アハッ(-∀-`) 」

「ごめん無理かも、ほら、女の子の日だから」

「くそーマジか・・・俺ついてねぇ〜この前もじゃん・・・
ん?あれ?この前って確か一週間ほど前じゃなかったっけ?」

「フフフフ(бвб) 」

「何笑って・・・・あ!もしかして嘘なのかよ(怒)」

「どっちがでしょうか?」

一緒に住むようになったからって頻繁になんてさせない
まだ中学生だしね

したいときはちゃんと聞いてからにしてって言ったら
素直に毎回聞いてくるから可愛い

この前はホントに女の子の日だったんだよね

「今日がホントだったら俺ぐれるかもしれねえ(怒)」

「さあ、どっちでしょう(笑)」

「コノヤロー今から襲って確かめる(怒)」

キッチンに立ってる陽菜に抱き付いて来て手を入れようとするから

「わぁーウソウソ(汗)ごめんごめんて」

「だーめ、嘘ついた代償は大きいんです!」

やばい、マジ怒ってるかも(汗)

「この前はホント今日のは冗談だから、ね、お風呂先に入っておいで(汗)」

「やったー!!えーとゴム何個あったかなー♪」

嘘でしょ(汗)何回するつもり・・・

「明日学校だからあんまり・・・」

「大丈夫だって、まだ八時だし今からすれば
日付が変わる頃には寝れるって(´-∀-)」

何時間するつもりなの(汗)

「じゃーパパッと入ってくるから
にゃんにゃんも早く片づけちゃってね(´-∀-)」

鼻歌歌いながらバスルームに入って行ったし・・・

うん、気絶した振りして寝てやるんだから



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