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Y スレチガイ 15

試合前相手ベンチを見ても小嶋さんの姿は見えなくて
ブルペンにもいなかった

どうしたんだろう・・・

試合が始まり私はバット引き

三回になっても小嶋さんはいなくて・・・

どうしたんだろう、体調でも悪いのかな(汗)

ライト側に大きなファールフライが飛び目で追っていると

「あっ!」

「ん?優子どうした」

しまったつい声に出しちゃった(汗)

「いや、大きなファールだったなってアハッ」

「へんなの・・・」

ボールが飛んだ手前らへんに小嶋さんが寝ころんでいた
と言うかマッサージ受けてる?

ベンチ側だったから見えてなかっただけだったみたい
ずっといたのかな・・・

うっしゃー!

「バッター任せたよー
ナイススイング!」

「優子なんか急に元気になってなかと?」

「うえ?そうかな、始めっから出してたよ(汗)
梅ちゃんこそ疲れてんじゃないの(笑)」

「私疲れとらんよ」

「どっちでもいいじゃん声出そう!」

小嶋さんのを姿見れただけで元気になる私って・・・


二試合目は3・4年生を抜いたメンバーですることになった

梅ちゃんはDPだから2年5人と1年が4人

キャプテンがオーダーを読み上げる

「1番センター増田」「はい!」

やっぱり有華が切り込み隊長かー・・・

「2番サード大島」

「ふえっ!?」

「ちょ、優子何その返事(笑)」

「す、すいません(汗)」

みんなに笑われて顔が熱くなる

「3番セカンド宮澤、4番・・・・・」

う、うそ私が2番?絶対8か9番だって思ってたのに・・・

「エラーしても当たり前だって思って
声出して思いっきりプレーして来い!」

「ハイ!」

どうしよう・・・上位打線だなんて・・・私なんか・・・

(自分なんかって思ってないで!)

昔の小嶋さんの言葉が頭をよぎる

そうだった私はあの時の小嶋さんの言葉で
一年間必死に頑張って来たんだ

昨日も教えて貰ったし、自信を持てばお前は出来るって
監督にも言われたし・・・

「私は出来る!絶対に打つ!」

「うわっ!!びっくりした(汗)
優子張り切ってんじゃん(笑)」

「うん!紅白戦以外で初めてのスタメンなんだから
くいの無いように精一杯頑張る(-∀-`) 」

たとえその結果万年補欠になったとしても・・・・

俺とお前と時々親友♂ U−57

野呂


今日は大会が終わったらそのまま帰るから荷物をまとめて屋敷を出る

「陽菜はゆっくり後から来てもよかったのに・・・」

「いいの!先に行って麻里ちゃん達待ってるから」

「本当は少しでも一緒に居たいんでしょう(笑) 」

「うるせーぞトレーナーお前とこもいるじゃねえか(怒) 」

「優希は優子ちゃんと一緒がいいみたいだからさ 」

「そんな分けねえだろ、野呂ちゃんと一緒にいたいだけだろ 」

「・・・そう言う事だな 」

「もう・・・どっちでもいいから早く行こうよ」

「そうだね、じゃー先に行くから寛平ちゃんめーたんまた後でね」

「優子ちゃん応援しとるから頑張れよ!」

「はい!行ってきます」

競技場に着くとさすが日曜日人が多い

まだ余裕があるからゆっくりしていると

「ゆっぴー、ニャロ!応援生きたよー」

「あっちゃん♪ 」 

抱きつく優子、ムッとする旦那(笑)

「昨日逢いに行ったんだけどさ逢えなくてすぐ帰っちゃったごめんね 」

「陽菜から聞いたよ!USJ楽しかった 」

「楽しかったよ〜♪ 」

「いいなー・・・」

「今度さ、女ばっかりで旅行しようよ 」

「さすがみーちゃん!楽しそう 」

「楽しいわけないし(怒) 」

あーあー拗ねちゃったよ旦那

「こっちも負けずに男だけで行くッす 」

「・・・・・・」

あちゃー無視されてるよ 可愛そうに・・・

でも優子楽しそう!緊張も吹き飛ぶよね

平常心が一番!

「優子そろそろ行こうか」

「ここから応援してるから頑張ってね 」

「うん、行って来る 」

行こうとすると

「優子忘れ物!」

腕を掴み階段の陰に隠れて可愛いキス

「偉いじゃん、みんなの前ではしないんだ 」

「優子が嫌がるからな・・・」

昨日は公園で堂々としてたのに・・友達の前だからだね

偉いよ陽菜君 (笑)

H スレチガイ 14

朝、日課になっているランニングへ行こうとしたら
金属音が聞こえてきたからグランドを覗くと

優子が誰かとティをしていた

少しだけ見ていて、時間がないから走りに行って
帰って来てもまだ音がしてたから覗くと
今度はもう一人の子が打っていた

「うーん・・・もう少しなんだけどな」

シャワーを浴びて部屋に戻ろうとしたら
優子の姿が見えたから呼び止める

「大島!」

肩をビクつかせ慌てて振り向く仕草も・・うん可愛い(бвб) 

さっき見て思った事を二人に伝えすぐ部屋に戻った


今日の登板は昼からだって言ってたから
みんなとは別メニューでトレーニング室に入り
筋トレをしてから外に出ると丁度試合が始まるところだった

外野の影になったところにシートを敷き
トレーナーにマッサージしてもらいながら
試合を観戦

「・・・・つまんない」

「え?」

「この試合見てても面白くない」

「自分が出てないと面白くないときありますよね」

「それもあるけど見てて眠くなるもん
ハラハラもしないしスカッともしない」

「そうですね・・・だらだらって感じですね」

「うん」

みんなもっと楽しめばいいのに・・・
ヒット打てば喜べばいいしいいプレーが出たら
もっと褒めてあげればいいのに・・・

試合が終わり続けてもう一試合するみたい

あーあ、お昼遅くなっちゃうじゃん先に食べよかな

なーんて考えてたらマネージャーが走って来て

「ハァハァ・・・こじま・・・さん・・ハァハァ」

「落ち着いてからしゃべったら(бвб) 」

フーフー言って深呼吸してから

「後半投げさせるからピッチングしておけとの事です」

「はあ?なんで(怒)昼からって言ったじゃん」

「昼から二試合のはずが一試合目が意外に早く終わったので
新メンでさせるから最後はビシッと決めてくれ!
て言っておられました」

そりゃ陽菜二年目だけど・・・
いいのかな(汗)反則じゃない?

それに気分は昼からモードだったからあり得ないんだけど
アップしなきゃだし間に合うかな(汗)

「はぁ・・・分かった」

「すいません・・・」

ペコって頭を下げてベンチに戻って行った

「有難う」

トレーナーにお礼を言って体を起こし
手を上にあげてウーンて伸びをする

「よし!頑張ろう」

自分に気合を入れ走り出した

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