「は、陽菜ちょっと買いすぎじゃないか(汗)」
「うるさいなーだって可愛い洋服が沢山あるんだもん(бвб)」
「それにしても買いすぎじゃないかな(汗)
俺の両手ちぎれそう(汗)」
「こんなに買ってもまだ5万円いってないんだよ
凄い買い物上手だと思わない?」
「おもう、思うけど買い物来るたびにこの量だと
部屋のクローゼットパンパンで入んないぜ(汗)」
「大丈夫、着なくなった洋服は古着やさんに売ったり
ネットに乗せたりしてお金に換えてるから無駄じゃないよ(бвб) 」
今まで我慢していた分一気に爆発しちゃったみたい
反対に優ちゃんは陽菜の買い物してる姿を見て
物欲が無くなって
高い買い物をしなくなった
まあ、殆ど持ってるから買うものがないんだと思うけど
「ちょっと休憩しようぜ(汗)」
「だらしないなー、じゃー美味しいパンケーキ屋さんに行こう」
「荷物を車に置いてきていいか」
「仕方ないなー手伝ってあげる(бвб)」
「まったく、いったい誰の荷物だと思ってるんだよ」
小さい声でブツブツ呟いてる優ちゃん(笑)
あの事件から二ヶ月
あの、俺様だった優ちゃんが今では陽菜の尻に敷かれている(笑)
もちろんキス以外は約束通り何もしてこない
あ、たまにあたった!て言って胸を触って来るけど
それくらいは許してあげてる(бвб)
優ちゃんの誕生日まであと少し
カウントダウンしてるんだから笑っちゃうでしょ(笑)
「これ美味し(бвб)」
「うん、美味い・・・・ところでさ考えてくれた?」
「う〜ん、考えてるけどまだ迷ってる」
「いいじゃん、今より倍の給料貰えるぜ」
結婚したら仕事を辞めて欲しいって言われたんだけど
あんな広い家にずっといるのも退屈だし
自分の欲しいものは自分のお金で買った方が気を使わないし
って言ったら
だったら俺の秘書になれ!て言われた
好きだけどずっと一緒って言うのもなー・・・
「いつも一緒だと浮気防止にもなるぜ(-∀-`) 」
「いなかったら浮気するんだ(бвб)」
「し、しないぞ(汗)それはこ、こ、言葉のあ、あ、あやで
俺は陽菜しか見えないし陽菜しか愛さない!!」
「焦りすぎだし(笑)」
なんだろう、最近すごく可愛い弟が出来た感じ?
あれだけ偉そうだったのに
いまじゃーこのありさまだから(笑)
「私何も出来ないよ」
「スケジュール管理と俺の体調管理と
あとは・・・隣で笑ってくれてればいい(-∀-`) 」
「なにそれ」
「陽菜の笑顔を見てるだけで俺頑張れるから」
急にイケメンな顔をするからずるい
「私も優希の笑顔が好き」
そう言って頬に手を伸ばし軽く唇にキスをすると
途端に顔を真っ赤にして焦り出す優ちゃん
「きゅ、急に名前を呼んでキスすんなよな(汗)」
「じゃーもうしない」
「うそ、嘘です、どんどんして下さいwelcome
何ならこのまま・・・(-∀-`) 」
「約束!」
「だよな・・・・はぁ・・・誰だよそんな約束したの」
指をさすと、またため息をついて
「あぁぁ!!なんで17日に生まれたんだよ
せめて月初めに産んどいてくれよ」
「お母さんが産んでくれた命だよ
そして命懸けで守ってくれた命だよ」
「ぐっ・・・分かってるよ(汗)」
今度はバツが悪そうに俯くから
頭を撫でてあげると
「子ども扱いすんなよ(怒)」
「私の方がお姉ちゃん(бвб)」
「半年先に生まれただけだろ(怒)」
「ふふ、可愛い(бвб)」
「だから!・・・はぁ・・もういいや
陽菜には何を言っても敵わない」
「わかればよろしい(笑)」
出会ったころはこんな関係になる何て思ってもいなかったし
こんな生活をするようになるとも思っていなかった
生きていればいろんなことがあるし
いろんな人とも出会える
たまたまその中の一人が優ちゃんで・・・
たまたま女の子の格好をした男の子で・・・
たまたま陽菜の噂を耳にして・・
たまたま興味を持っくれて
たまたま一目ぼれをしてくれただけ?
何が起こるか誰にもわからないから面白い
人生なんてそんなものだよね?
おしまい